西武ドラ1ルーキー隅田の攻略の糸口は? 鷹・藤本監督が試合前に語った全て

試合前のソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
試合前のソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

「慎重にいってもいいことがあるかといえば、僕はあまりないと思う」

■ソフトバンク ー 西武(11日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは11日、本拠地PayPayドームで西武と対戦する。10日に宮崎で予定されていた同戦は雨のため中止に。ソフトバンクはローテ通りに東浜巨投手が先発。一方の西武は10日先発予定だった隅田知一郎投手がスライド登板する。試合前に藤本博史監督は報道陣に対応。そこで語られた一問一答は以下の通り。

――西武は隅田投手がスライド。オーダーは?
「変わってないですよ、そのままですよ。右も左も率は変わらないんじゃないの。左(打者)の方がチェンジアップを消せるから、(試合に)出しやすいというか、(打席に)入りやすいんじゃないかな。1回やっているんでね。どっちかというと初物に弱いと言われてますから、そういう意味でも、今日は何とか前回の借りを返してもらいたいなと」

――立ち上がりをどう捉えるかが大事?
「投手はみんな、立ち上がりというのは不安があるんでね。立ち上がりをしっかり、だからといって慎重にいってもいいことがあるかといえば、僕はあんまりないと思うんで、普段通り積極的に行って、今までやってくれているツーストライクアプローチっていうところで球数を投げさせるのがベストじゃないかなと思います」

――東浜投手が先発。
「今、西武は3、4、5番が調子いいから。特に4番の山川ね。やっぱりそこで逃げてフォアボールじゃなくて、もう攻めて攻めてフォアボール出すのはOKだと思う。結局、高いところ行って、こないだもホームランが打たれているわけだから。ウチの試合で7戦6本打っているわけで、そこはもう本当、巨には攻めてもらいたい」

――シンカーが鍵を握る?
「そこはもうね、どんどん思い切っていかないと。うちの柳田なんかでも、やっぱりそうやって攻められているわけだから。やっぱり思い切っていかないと。当てちゃいけないとなって真ん中にボールいったら、やられますからね。巨はコントロールもあると思うんでね、やってもらいたいなと」

――東浜投手の調子のバロメーターは。
「やっぱりコントロールじゃないですか。悪いときってボールが全体的に高いですからね。高さがどうか」

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