ソフトバンクは12日、守護神・杉山一樹投手の出場選手登録を抹消した。杉山は11日の日本ハム戦で4点リードの9回に登板。2死を奪ってから四球と内野安打で走者を背負って清宮に適時打を浴びた。リードを守って試合を締め括ったものの、その直後にベンチを殴打して左手を骨折した。試合前に取材に応じた小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。
――杉山投手が骨折。
「予測できたことやったんで、防げなかった、俺の責任でもある」
――どれくらいかかる?
「まあしばらく無理でしょう。右手じゃないんで投げる作業はできるんですけど、当然グローブがはめられなかったらできないでしょう。まあ、今回が初めてじゃないんで、性格的に予測できることでもあったんで。もちろんその前にも注意喚起はしてるけどね、それでもやってしまう、やっぱ欲望が勝る、理性で制御できない。本人も反省しないとあかんところではありますけど、事の大きさにやった後に気づいたんで。自分の手を見て、これはしばらく無理だって思った時に事の重大さに初めて気づいて」
――監督への報告はどのような形であったんでしょうか。
「全くないです。本人からでしょ? ないです。会ってないんで」
――守護神を欠くが代役は。
「それは日替わりで。去年と一緒で、いるメンバーでやるだけなんで。彼が球界を代表すクローザーに成長していく中で、信頼を築きあげるのが、コツコツ地道な作業で、崩すのは一瞬なんで。事の大きさに気付いて、この先の野球人生をどういうふうに歩めるかは大事になってくるでしょうね」
――病院に行っている?
「今日朝帰りました。昨日、病院行って、明日もう一回再診があるんで」
「信頼が崩れるのは一瞬なんで。結局、去年コツコツ積み上げてやってきた中で、今年は思うような結果出せない中で、それはあのポジションはあのポジションにしかない苦しみがあるんですけど、それを実際、欲望が勝ってしまったっていう。チームメイトからすると、やっぱりそれは信頼が崩れることになるんで。もう1回、イチから作り直すしかない」
――今宮選手の状態は?
「健太は試合には戻ってきますけど。きょうは使う予定はないです。今、野手15人になりますけど。多分骨は大丈夫で、まだ今病院に行ってるんで。骨には異常がないと言っていたけど」
――有原投手が相手の先発。前回は左打者を8人並べた。
「でもきょうはキャッチャーは海野なんで。右は2人」