笹川吉康が“あと1死”で逃した開幕1軍 ルーキーに即謝罪…消えぬ悔しさ「僕でいきたかったんだろうな」

痛恨の後逸…語った心境
すり抜けていったのは白球と、ほぼ手中にしていた開幕1軍切符だった。22日、マツダスタジアムで行われたオープン戦ラストとなる広島戦。1点リードで迎えた9回2死一塁。広島の秋山翔吾が放った打球は、右前への単打で終わるはずだった。しかし、この打球を笹川吉康外野手が痛恨の後逸。ボールが外野を転がる間に一塁走者が生還し、試合は引き分けに終わった。1つの失策は単なるミスに留まらず、笹川が今季掲げていた「1軍フル帯同」という目標も霧散させる結果となった。
試合後、小久保裕紀監督の言葉は重く、鋭かった。「プロとして恥ずかしい。きょうの最後のプレー。(開幕1軍は)決まっていましたよ。本人にも言いましたけど」。指揮官はそう明かし、コーチ陣との議論の末に笹川の2軍行きを決めた。あとワンアウトで自身初の開幕1軍を掴みかけたところからの暗転。その瞬間に何を思ったのか。ファームでの再始動から1週間、その胸中に迫った。
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(飯田航平 / Kohei Iida)