東浜巨の「熱い思い」 マウンドで見せる“美しい”所作…ギャップを紐解く「40の素顔」

東浜巨【写真:古川剛伊】
東浜巨【写真:古川剛伊】

チームメートに見せるまぶしい笑顔…40枚の写真を公開

 2025年、ホークスは5年ぶりの日本一を掴み取りました。選手1人1人の“ストーリー”を「秘蔵写真コレクション」で紐解いていきます。今回は東浜巨投手が登場です。4月20日の西武戦では、ヒーローインタビューで「みんなが熱い思いを持ってプレーしています」と、ナインの思いを代弁しました。マウンドで見せる“美しい”所作の数々。真剣な表情から、チームメートだからこそ見せる優しい笑顔まで――。40枚の写真から、“ギャップ”をお楽しみください!


苦しむ鷹ナインの思いを「わかってほしい、ではない」 浴びる批判…東浜が伝えたかった”真意”

苦しむ鷹ナインの思いを「わかってほしい、ではない」 浴びる批判…東浜が伝えたかった”真意”

 4月20日の西武戦、先発した東浜巨投手は7回1失点の好投でチームの連敗を「5」で止めた。リーグ連覇を目指すはずが、春先はまさかの苦悩に直面。ヒーローインタビューに選ばれた右腕は、チームの思いを代弁した。「1人1人が熱い思いを持ってプレーしています」――。なぜプロ13年目の背番号16は、ファンに訴えかけるようなワードをチョイスしたのか。そこに秘められた“伝えたい”という気持ちに迫った。

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沖縄にとって「高校野球は特別なもの」 母校の全国制覇…東浜巨が胸を打たれた深い背景

沖縄にとって「高校野球は特別なもの」 母校の全国制覇…東浜巨が胸を打たれた深い背景

 2025年、沖縄尚学高校が夏の甲子園で優勝を果たした。母校が成し遂げた偉業。「普通に部屋でガッツポーズしましたよ」と目頭を熱くしたのは、東浜巨投手だ。「沖縄の歴史を背負っている、じゃないですけど……」。戦後80年という節目に重く響く“平和”という言葉、そして一言では表せられない故郷への思い――。

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2軍生活も「上とか下とか関係ない」 東浜巨は“腐らない”…自らに問いかけるプロの姿

2軍生活も「上とか下とか関係ない」 東浜巨は“腐らない”…自らに問いかけるプロの姿

 5連敗中に計52失点を喫していた2軍投手陣。ウエスタン・リーグの首位攻防戦となった9月10日の中日戦。マウンドに上がったのは、東浜巨投手だ。6回無失点に抑えた右腕は、1か月半以上、ファーム生活が続いていた。前だけを向き続け、“腐らず”にいられる理由――。「そこにはもう上とか下とか関係ないので」。うだるような暑さのナゴヤ球場で、自らに問いかけるプロの姿を口にした。

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「チームのためにお前を怒る」 東浜巨の野球人生…葛藤と苦悩の中で貫いた“美学”

「チームのためにお前を怒る」 東浜巨の野球人生…葛藤と苦悩の中で貫いた“美学”

 11月9日、東浜巨投手が国内FA権を宣言した。今季は1軍で7試合登板にとどまったものの、ウエスタン・リーグでは防御率1.85。まだまだ戦えることを結果で証明してきた。シーズンのほとんどをファームで過ごした中、後輩に対して「態度に出さない」というのは口で言うほど簡単ではなかった。思い返していたのは、これまでお世話になった指導者の存在。「チームのためにお前を怒るぞ」――。忘れられない一言が、今も右腕を突き動かす。

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(鷹フル編集部)