来年2月の春季キャンプ、S組に3選手が追加 優勝パレードに感激、小久保監督が語ったこと

小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

徹底した独自取材、データ分析
選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

大観衆から聞こえてきた「おめでとう」「ありがとう」

 ソフトバンクは24日、みずほPayPayドームで「ファンフェスティバル2025」を開催した。午前中には福岡市内で、日本一を祝福する優勝パレードも実施。取材に応じた小久保裕紀監督の一問一答は以下の通りで、来年2月の春季キャンプについても言及した。

――優勝パレードを終えて。
「昨年はあと1歩届かなかったからね。来年こそは日本一って感じだったんですけど。今年は全て『おめでとう』『ありがとう』という言葉をいただいて、本当にあれだけのファンの方々に集まってもらって、あれだけの笑顔をくれて、本当に達成してよかったなと改めて実感が湧きましたね」

――リーグ優勝直後、まだ山を登らなきゃいけないと言っていた。
「孫オーナーもおっしゃるように、我々は人に感動を与えられる立場にいる。最前線にいる。プロスポーツなんでね。日本の野球という中で、引っ張っていかないといけない、という思いで達成した景色ですけどね。あれだけの人が本当に心の底から笑顔になれる、そういうことを与えられるポジションにいるんだなってことを再確認しました」

――今年のスローガンは「PS!(ピース)」。
「全員の力が必要な、結集したその結晶が日本一という景色にたどり着いた。本当に4軍までのスタッフ、首脳陣、選手、誰が欠けても、なしえなかったことかなという思いですね」

――ファンフェスについて。
「選手たちの違う一面を楽しんでください」

2026年の開幕戦は日本ハムと対戦…新庄監督は開幕投手を発表

――パレード時に同乗していた孫正義オーナーとどんな話を?
「出だしはあれやけど、よく盛り返してくれた、と。そんなに込み入った話はしていないです」

――日本ハムの新庄剛志監督が、来季の開幕投手は伊藤大海投手だと発表していた。
「言っていましたね。我々はまだ発表できる段階ではないので。ご想像にお任せします」

――首脳陣とミーティングもした?
「来年の春季キャンプの日程、練習メニューだとか、ぼやっとした班分けも話しました。毎年この時期に話していますけど。どこで400メートルを走って、ライブBPをして、紅白戦をして、対外試合をするか。(練習メニューについては)12月に決めますけど」

――選手についての話は?
「新たにS組に追加する人とは話をしました。牧原(大成)と嶺井(博希)。投手だと藤井(皓哉)です」

(竹村岳 / Gaku Takemura)