
庄子は「なかなか距離が離れているんですけど…」
ホークスに関係するすべての方、そしてファンの皆さま、本当におめでとうございます! 鷹フルではリーグ優勝を記念し、特別コンテンツをお届けします。選手に聞いたのは「今年1年お世話になった人」。リハビリや2軍暮らしを支えてくれた人物、苦しい時も常に前を向かせてくれた言葉――。選手6人が口にした数々の感謝の思いとは。
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続きの内容は
・柳町が語る打撃開眼の秘訣
・佐藤直の心を支えた「信じてる」の真意
・大津の自信を導いたあの言葉
●栗原陵矢選手
――今年お世話になった人は?
「リハビリのトレーナーさんですね。門田(大祐)さん(リハビリ兼ファームPT)、太田(利亨)さん(リハビリチーフ)、有馬(大智)さん(リハビリアスレティックトレーナー)。本当にいろんな方々に支えていただきました」
●柳町達選手
――今シーズン、感謝をしている選手は?
「誰だろう。みんなに感謝していますけど、近藤(健介)さんかなと思います」
――やっぱりバッティングの部分で?
「そうですね。技術的なこともそうですし、色々と教えていただいたなと思っています」
――どの時期にアドバイスをもらっていた?
「(シーズン)序盤は結構聞いていましたね。そのおかげである程度打てたという部分もやっぱりあるので」
●庄子雄大選手
――今シーズン一番心の支えとなった存在は?
「やっぱり一番は両親かなと思います。なかなか神奈川と福岡で距離が離れているんですけど、何試合かは見に来てくれたりしました。普段も頻繁に連絡をくれて『体は大丈夫?』とか色々と心配をしてくれているので。そういった面では心の支えになっていますね」
――優しさに涙を流したことは?
「それはないです」
――目が潤んだことも?
「ないですね(笑)」
――普段から仲がいい?
「そうですね。仲はいいですね。姉が1人いて、家族のグループラインがあるんですけど、試合に出た時とかは『見てたよ』みたいな。ヒットを打った時も『おめでとう』とか。そういう感じのメッセージはくれますね」
――厳しい戦いの中でホッとできる瞬間。
「そうですね。やっぱりちゃんと見てくれているんだとか、そういう安心感はありますね」
苦しんだ大津を救った「自信持っていいよ」
●佐藤直樹選手
――今シーズン、一番お世話になった人は誰ですか?
「うーん、いっぱいいますね。みんなです」
――特に挙げるとしたら?
「誰だろう。2軍の時は城所(龍磨)さん(2軍外野守備走塁コーチ)。1軍に上がってきてからは大西(崇之)さん(1軍外野守備走塁兼作戦コーチ)、伴(元裕)さん(メンタルパフォーマンスコーチ)、長谷川(勇也)さん(スキルコーチ打撃)ですかね」
――コーチ陣や首脳陣が多い。
「最低限の仕事ができるように、ずっと声を掛けてくれて。大西さんとかも毎日『行くぞ』みたいな、ほしい一言をかけてくれるんです。僕が落ち込んでいる時とかも、ずっと声を掛けてケツを叩いてくれる感じです。おかげで充実した日々を送れています」
――伴コーチも「佐藤直選手の持っているものをいかに引き出すか」だと話していました。
「ずっと言われています。『信じてるから』みたいな。『自分のポテンシャルをもっと信じて』と言われますね。そういうメンタルの部分ではまだまだ全然弱いですけど。伴さんのおかげでちょっと、今年はいい感じで気持ちを保てているかなとは思います」
●石塚綜一郎選手
――今シーズン、一番お世話になった人は誰ですか?
「いろんな人にお世話になってるもんなあ……。いやー、やっぱり2軍ブルペンキャッチャーの小川(真希)さん。2軍SC(ストレングス&コンディショニング)の大宜見(諒)さんとかもそうですね」
――その2人の存在が大きかった理由は?
「普通に話してると盛り上げてくれるというか、楽しく話をさせてくれるのがその2人です。どっちかというと野球じゃない方の楽しさで。2軍にいる時はやっぱり気持ちが沈んでしまうこともあるんですけど、そんな時は1人じゃ難しい部分があるので、そういう時に話し相手になってくれて、モチベーションを上げてくれるというか。気持ちを高めてくれました」
●大津亮介投手
――今年一番支えてもらった人は?
「やっぱり海野(隆司)さんですかね。色々と考えて、お互いの意見を言い合ってやれたので。去年もずっと一緒にやっていたので。今年最初は上手くいかなかったですけど、(2軍に)落ちてからも色々と話し合って、より(理解が)深まった感はあります」
――かけられた言葉で覚えているものは?
「『自信持っていいよ』みたいな。『打たれたとか、打たれなかったとか関係ないし、自分が持っている球種を自信持って投げてくれたらいい』ってことは言われました」
――ここ最近は海野選手の求めてるものに応えられてるなっていう喜びもある?
「そうですね。少しは応えられているのかなって思います」
(鷹フル編集部)