ホークスに関係するすべての方、そしてファンの皆さま、本当におめでとうございます! 鷹フルではリーグ優勝を記念し、特別コンテンツをお届けします。選手たちが明かしてくれたのは、今シーズンの「珍プレー」。謎のあだ名「グラードン」の由来に、パワプロくんに煽られた選手も……7人の選手が挙げた印象に残ったシーンをご紹介します!
●笹川吉康選手
――今年一番の珍プレーは何ですか?
「(2軍の)くふうハヤテ戦で、僕がサードランナーの時にパスボールがあって、ホームに突入したらキャッチャーがホームに投げたんですよ。僕、それ(ボール)をキャッチしたんですよ(笑)」
――判定はどうなった?
「ホームを踏んだ後だからセーフらしいですけど、踏む前に取っていたらアウトらしいっす」
●木村光投手
――今シーズンを振り返って珍プレーは?
「珍プレーって言っていいのかわからないですけど、大江(竜聖)さんと、ちゃーさん(上茶谷大河)から『(ポケモンの)グラードン』って呼ばれていますね。『話のオチがないから、地面揺れるわ』みたいな。『え、それで終わり?』ってなるから、グラードンって」
――ポケモンでは使っていたキャラクター?
「『ルビー・サファイア』のシリーズは自分もやっていたので。(ゲームの)カセットもあります。会うたびにグラードンって呼ばれるので。それが近況です」
――親交が深い上沢直之投手もそう呼んでいる?
「上沢さんは知らないですね。中継ぎ、ブルペンだけのノリです。だいぶ身内ネタですね」
――8月6日から1軍昇格。ブルペンの雰囲気はどんな感じ?
「去年も最後の1か月くらいはずっと1軍にいたので。そこはそんなに変わらないかなって感じですけど。こういう優勝争いで、僅差の試合で投げたりするのは緊張感もあって楽しいなって思います」
●尾形崇斗投手
――尾形投手が選ぶ今シーズンの珍プレーは?
「ZOZOマリンで(8月末に)試合した時なんですけど、パワプロ(パワフルプロ野球)のコラボイベントがあって。試合で(佐藤)直樹さんがセーフティバントをして、一塁にスライディングしたんですよ。でも普通にタッチされて、余裕でアウトだったんですよ。それなのに、パワプロくんの「アウト!」って声が、めっちゃおちょっくてる感じだったんですよ。ブルペンでめっちゃみんな爆笑して。『めっちゃ煽ってるやん』って。僕的にはそれが一番笑いましたね」
●大津亮介投手
――大津投手にとって今シーズンの珍プレーは?
「上茶谷さんですね。1軍に来てすぐ、本拠地で抑えた時(9月3日オリックス戦)のあのパフォーマンス(チームメートに向かって左腕を叩く仕草)。あれはもう、めちゃ笑いました。もう家に帰っていたと思いますけど、見ていて『さすがだな』と思いましたね」
●石塚綜一郎捕手
――石塚選手が選ぶ珍プレーは?
「松山監督にすごく笑われたのは、1試合にポテン内野安打を2つ打ったことです。8月の2軍の阪神戦(タマスタ)で、ピッチャーの頭の後ろに落ちるポテンヒット、その次の打席にも同じようにポテンヒットを打って。あとはオリックス戦でも、ピッチャーの横を抜けるポテンヒットでサヨナラのチャンスを作ったり。『なかなかないぞ』って言われました(笑)」
●ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手
――今シーズン印象に残った珍プレーは?
「(9月13日オリックス戦での)周東佑京選手の背面キャッチ。あれはヤバい。自分が見た中で今シーズン最高のプレー。一番素晴らしい。100mくらい走って、後ろ向きでパシッと捕っていましたね(笑)」
●庄子雄大選手
――庄子選手が印象に残っている珍プレーは?
「最近でいえば、海野(隆司)さんがバット折りすぎみたいな。(オリックスの)曽谷さんにぶつかったのは不慮の事故でしたけど、海野さんが結構折ってるなって。最近特にそうですけど、結構折れる頻度が多いなって思います」
――庄子選手自身はあまり折らなかったタイプ?。
「ほとんどないですね。大学の時もそこまで折ってないですし」
――海野選手をいじるわけじゃないけど……。
「いじるとかじゃないですし、一生懸命やっている結果なので。いじるのとは違うんですけど、折れすぎなんじゃないかなとは思ったりしています」