周東の美技を絶賛「あれがないと勝ててない」 上沢は「大したもの」…小久保監督コメント
徹底した独自取材、データ分析
選手の本音や核心に迫る「鷹フル」
クライマックスシリーズの出場が確定
ソフトバンクは13日、オリックス戦（京セラドーム）に2-1で勝利した。先発の上沢直之投手は勝ち星こそつかなかったものの、7回を2安打無失点と好投。1点ビハインドで迎えた9回に牧原大成内野手が犠飛を放ち同点に追いつくと、その後に相手投手の牽制悪送球で逆転に成功した。連敗は3でストップし、優勝マジックは「13」。クライマックスシリーズの出場も確定した。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。
――9回は一気に逆転を狙いにいった。
「（中村）晃でしたし、代走も送っていたので。バントは考えなかったですね。苦しい試合でしたけど、この時期は勝ちゃ何でもいいので。欲を言うと早い回に先制点を取れていれば上沢ももう少し楽に投げられたでしょうけどね。野手が（失策で）足を引っ張っても点をやらないというのは大したものですね」
――上沢投手はここにきて状態が上がっている。
「明らかに春先とは出力が違いますし、ここにきてすごく頼りになりますね。後は（周東）佑京のプレー（8回の好守）ですよね。あれがないとさすがに勝てていないので。あれを取ったことで望みがつながったと思います」
――勝ち切ったことが大きかった。
「勝ち切ったことが何より大きいです」
（長濱幸治 / Kouji Nagahama）