大津亮介に指摘「ローテ回るなら…」 小久保監督が語ったこと「最後、佑京を用意していた」

徹底した独自取材、データ分析
選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

小久保裕紀監督【写真:小池義弘】
小久保裕紀監督【写真:小池義弘】

先発・大津は「踏ん張れなかった」

 ソフトバンクは14日、西武戦(ベルーナドーム)に2-3で逆転負けを喫した。先発・大津亮介投手が3回に古賀悠に先制ソロを献上。5回に川瀬晃内野手が2号2ランを放ち一度は逆転に成功したが、6回に適時打2本で再びリードを許した。

 1点を追う9回には2死一、二塁のチャンスを作るも得点を奪えず、連勝は6でストップ。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。

――9回(の攻撃)は粘りの展開だった。
「すごい終わり方やったね。中々ないよね。よく粘りましたよ」

――大津投手は6回に逆転を許してしまった。
「あそこ(6回)が、踏ん張りどころでしょう。踏ん張りどころで踏ん張れなかった」

――(6回2死二塁で)ネビン選手の敬遠は?
「あそこは誰が見ても120%敬遠でしょう。先発ローテを回るなら、踏ん張りどころを踏ん張ることが大事。踏ん張りどころで踏ん張れるように、次頑張ってくれれば」

――川瀬選手が5回に一時逆転となる2ラン。
「晃ね。(逆転2ランで)勝ちゲームにしたかったけどね。最後(9回)も打ってね。最後(周東)佑京を代打で用意していたのでね」

――川村友斗選手を1番で起用。
「佑京がいない時がチャンスだからね」

――15日は福岡でロッテ戦。移動ゲームになるが。
「切り替えていきます」

(森大樹 / Daiki Mori)