川口冬弥の素顔…意外な関係性続出
今年から始まった人気企画「選手相関図」に川口冬弥投手が登場です! 6月に支配下登録された右腕が明かしたのは、1軍昇格で一番お世話になった先輩。そして道に迷っているところを助けてくれた大ベテランの存在――。近藤健介選手から渡された突然のプレゼントとは? “甘いマスク”で話題の26歳が、知られざる関係性を明らかにしました。
25歳の右腕がまず初めに名前を挙げたのは、津森宥紀投手でした。5月から約1か月間、2軍でともにプレー。津森投手が1軍復帰した直後に川口投手も支配下登録されました。「ツモさんは面倒見がいいです。何もわからない時にいつもいてくれて、ありがたかったです」。初登板のお祝いとして、神戸牛のステーキをご馳走になったそうです。
津森投手だけにとどまらず、先輩投手陣の存在は支えになっていました。東浜巨投手からは「みんなと一緒のことをやっていたらダメだよ」と金言を授けてもらったそう。大関友久投手とは“性格診断”が一致。「自分のメンタルトレーナーです」と感謝します。さらに、武田翔太投手とは同じUVERworldのファン。「あの人はUVERの人と会ったりするくらいなので、いいなあって思っています」と本音を明かしました。
2軍で仲良い2人…松本裕樹の暴露「照れています」
2軍では、板東湧梧投手、前田悠伍投手と特に仲が良かったそう。板東投手は「仲がいいと言ったらおこがましいですけど、全てにおいてお世話になっています。人としてできすぎています」と尊敬の眼差し。前田悠投手は「悪ガキやったんですけど、野球の技術とかそういう話になったら、めちゃめちゃ真剣」。前田悠投手が1軍で登板した試合でセーブをつける約束を結んだそうです。
他にも松本裕樹投手は“ツンデレ”と表現。「なんか基本優しいんですけど、自分がグイグイ行ったらちょっと照れています」。クールな右腕の意外な素顔を暴露していました。投手だけでなく、野手からも愛される川口投手。中村晃選手には「道に迷っているところを助けてくれました」。普段から愛読書を教えてもらい、沢山学んでいるといいます。
衝撃のエピソードが飛び出たのは近藤選手でした。「ルイ・ヴィトンのキャリーケースをくれたんです」。昇格祝いかと思いきや「違う、違う、違う」。実は近藤選手がリハビリ中、筑後でのライブBPで対戦した時に渡されたもの。「『ナイスボール、1軍で一緒にやろう』って言ってくれて。実際に上がれました」。太っ腹なサプライズに感謝していました。
同学年には毒舌連発「頭でかい」「余裕」
同学年も切磋琢磨し合える関係性です。昨季は独立・徳島でプレーした右腕。山本恵大選手と大泉周也選手は3軍戦を中心に何度も対戦したそう。「山本恵大には一生打たれていて、大泉はずっと三振を取っていました。(大泉は)余裕でしたけど、恵大にはボッコボコに打たれる(笑)」。ただ、当時は関わりはなく「大泉が同い年とも知らなかったです。めっちゃ老けてたから」と毒舌が炸裂していました。
川村友斗選手、正木智也選手は「自分からしたら大スターなんで」と、同学年でも尊敬の眼差しを向けています。「一緒に野球したいなってずっと思っていたので。あと、2人ともイケメンやし。川村は頭がでかいけど」と、ツッコミも忘れませんでした。また、ドラフト同期でもある大友宗選手は「心の支え」。前向きな性格にいつも助けられています。
最後に名前が出てきたのは、谷川原健太選手と栗原陵矢選手。谷川原選手には「いつか1軍でバッテリーを組みたい」と言い続けていたそうで、「自分の一方通行です」と“片思い”を明かしました。また、栗原選手は「2軍の試合でただ投げただけなのに、毎試合『ナイスピー』って言ってくれた」と振り返ります。「なんかよくわからないけど、いい人だなとは思っていました」。独特な表現で感謝していました。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)