3回途中で降板の東浜巨に「一杯一杯かな」 決勝HRの野村勇を称賛…小久保監督コメント

ホークス打線に3本塁打が飛び出して快勝
ソフトバンクは20日、ベルーナドームでの西武戦に7-3で勝利した。両チーム無得点の3回、先頭の野村勇内野手が左中間への9号ソロを放って先制。さらに近藤健介外野手、山川穂高内野手にも適時打が生まれ、この回一挙4点を奪った。4回には谷川原健太捕手が今季1号を放つと、6回には周東佑京内野手にも2号2ランが生まれた。
先発の東浜巨投手は3回途中2失点で降板したが、その後は7投手のリレーで西武打線の反撃を食い止めた。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。
――相手先発の武内投手を攻めた。
「前のイニング(2回)にノーアウト満塁でゼロに終わって。勇からというところで、よく繋がりましたね」
――武内投手に対する苦手意識も薄れていく?
「まだまだ先の話なので。次は次で対策を練るだけです」
――野村選手は苦しむ時期もあったが、一発で応えた。
「まあ守備でも貢献していますし、一時期に比べれば率は下がりましたけど、十分やってくれていますよ」
――点を取られた後に取り返す展開。
「谷川原のホームランも大きかったし、佑京のも大きかったですね。5回までは結構、どっちに流れがいくかわからない感じでしたけど、大山(凌投手)以降、6回からランナーも出していないので。そこまでの流れをしっかり断ち切って、そこで効果的なホームランも出たということですね」
――先発の東浜投手は、3回途中で交代となった。
「そりゃそうでしょう。あそこで一杯一杯だったかなと」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)