――野手陣は11安打と、光るものもあるゲームだった。
「状態がいい選手が多いので。雑に打つこともなく、みんなしっかりとやるべきことをやっている。今日(の敗戦)は少し仕方ないとは思いますけどね」
――笹川選手は、変化球を打つことに課題を置いて取り組んできた、と言っていた。
「状態はよくなってきた。落ちてきた時、開幕した時はよくなかったけどね。今は調子を上げてきていますから。これがどこまで続くかというところですね」
――柳町選手も3安打。能力をしっかりと見せている。
「普通じゃないですかね。毎年というか、1軍で(打率.)260、270を打つ力はある。それが2軍にきたらこれくらいは当然打つしね。でも、柳町でもそれくらいなので。彼くらいは打たないと、1軍で260も打てないですよね」
――やるべきことをしっかりできているから、2軍でも数字が残っている。
「彼は彼で、いいところもあるし、弱点もある。それを克服すれば1軍でも3割打てるでしょうし。今、彼もできあがっているわけではないから。だからここにいる、というのもありますね」
――廣瀬隆太選手に、4番を打たせ続けているのは。
「今のメンバーだから打たせている。4番がどうのこうの、って話ではないですよ」
――去年、彼に対して伸び悩んだ部分を感じたと松山監督もおっしゃっていたので、意図を感じました。
「意味というか、ね。4番を打てば責任感も芽生えるだろうしね。2軍も組織ですし、何もないよりは、何かがある方がいいでしょう。そんな重いものではないですけどね」
――1軍が開幕3連敗。今の野手陣を見ていると、推薦できる選手も多いのでは。
「今は本当にね。佐藤直樹にしてもそうだし、廣瀬もね。あとは柳町も当然、笹川も上がってきたし。誰が呼ばれてもいいように、みんな準備はしていると思う。でもこればかりは、こっちが選べるわけではないですからね」
――選手も常に準備をしている。
「(入れ替えをするには)誰かを外さないといけないからね。足すだけなら簡単だけど。1軍の枠を1つ、取らないといけない。増やすだけではないから。簡単ではないよね。枠が1つ空かないと、下からは入れないし。枠を空けるだけの力があるのか、というね。(1軍に)行きたいから行ける世界ではないから」
――今、野手で言えば1軍は17人いる。
「そういう世界ですから。プロ野球は。選手もコーチも、限られた人数でやる世界でしょ?」
――競争に勝っていくしかない。
「みんな勝ってきたわけですから。そんな甘い世界じゃない」