1軍メンバー絞り込みは「3・14」 小久保監督が求める奮起「決め手がないのが事実」

小久保裕紀監督【写真:冨田成美】
小久保裕紀監督【写真:冨田成美】

26日の韓国ロッテ戦で敗戦…指揮官も「争いをしているように見えない」

 ソフトバンクは1日、「2025球春みやざきベースボールゲームズ」の西武戦(アイビースタジアム)に7-13で敗戦した。先発の上沢直之投手は2回0/3を投げて10安打7失点。6番手の大津亮介投手も2回5安打5失点と開幕ローテ入りに向けたアピールはできなかった。打線では4回無死満塁で正木智也外野手が右中間への3点三塁打を放つ活躍。牧原大成内野手が2安打1打点をマークした。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督のコメントは以下の通り。

——上沢投手の投球は?
「課題があったみたいなので。結果はいいです。出力は前より上がっていたので。そこはよかったですね」

——藤井皓哉投手は最速152キロをマーク。杉山一樹投手も上々の内容だった。
「藤井は結構安心しましたね。杉山は全然心配してないですけど。藤井が去年の球よりも全然いい感じなので。一安心しましたね」

——上沢投手への信頼は変わらない?
「信頼というか、課題を持って今日やっていたことなので。それはそれで、また次の課題があるだけなので」

——大津投手は苦しんでいるように見える。
「打たれるのは実力不足でしょうね。チームプレイで、あれだけハマってるのにストライク取れないっていうのは。そういうところじゃないですかね。打たれるのはただ自分の力がないだけですよ」

——打つ方に関してのアピールは?
「ファームの開幕が3月14日ですかね。そのあたりまでにメンバーを絞るので。悩ませてほしいですけどね。決め手がないっていうのは事実ですね。内野手、外野手ともに」

——西武に移籍した仲田慶介内野手が4安打。
「野球人として、プレースタイルを含めて応援したくなる選手ですね」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)