牧原大成から「豚カフェ行きましょう」 UFOキャッチャーで娘のために奮闘…裏方語る“父の一面”

子豚を抱っこする牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】
子豚を抱っこする牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】

西田哲朗広報が明かす休日…牧原大成の「可愛い娘ちゃん」

 鷹フル企画「スマホの写真、1枚ください」。西田哲朗広報が提供してくれたのは、牧原大成選手と「豚カフェ」に行った時のものです。大のラーメン好きである牧原大選手の「一番好き」なお店も、代弁されました。UFOキャッチャーで、3000円かけて獲得した思い出の品は……? 今回は一問一答ではなく、一人称形式で掲載いたします。

 休みの日に牧原(大)から急に電話がかかってきたんですよね。仕事中だったんですけど、第一声から「豚カフェに行きましょう」みたいな。「別にいいけど……」って。僕はその日に予定が入っていたので、2時間くらいで行こうとなりましたね。犬カフェもあるんですけど、マキは娘さんともう行ったらしいんですよね。僕は犬カフェの方が行きたかったんですけど、マキがどうしても豚カフェと言うので。

 僕はですよ、僕は豚がちょっと怖かったですね。ブヒブヒ言うし(笑)。牧原は「可愛い」って言って抱っこして、豚ちゃんも人懐っこいんですよね。膝からもう降りないんです。そういう時に「あ、やっぱりあやし方が得意やな」って。普段からお子様と、ワンちゃんのお世話をしているのが伝わってきましたね。選手も練習して、タフな生活をしているので。癒しになったのかなと思います。本当に他愛もない休日でした。

2匹の子豚を抱っこする牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】
2匹の子豚を抱っこする牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】
ラーメンを食べる牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】
ラーメンを食べる牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】

 その後、マキは「肌が乾燥する」って言って、ボディクリームを買って、やっぱり彼はラーメンが好きなので食べに行きました。本当に、毎日ラーメン食べるくらいですよ。シーズン中、遠征先でランチを食べる時も基本的にラーメンに行っているイメージですね。1人でも行っているんじゃないですか? 久留米の「大龍ラーメン」っていうところが一番好きだと言っていました。

UFOキャッチャーを楽しむ牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】
UFOキャッチャーを楽しむ牧原大成【写真提供:西田哲朗広報】

 あと、UFOキャッチャーもしましたね。アンパンマンの耳当てを見て「これや」って思いましたね。マキが娘ちゃんのために頑張ったんですけど、全然取れなかったんです。牧原が違うところに行った時に、僕も彼の家族は知っているので「これつけてほしいな」って思って、めっちゃやりました。結局、3000円くらいかけて、奇跡的な引っかかり方して取れました。いらないものならアレですけど、価値ある3000円ですね。喜んでくれるところが想像できたので。

 とにかくアームがゆるゆるでした(笑)。上には持ち上がるんですけど、すぐにドーンって落ちちゃって、なかなか取れずにいました。そしたらたまたま紐みたいなのがアームに引っかかって、完全に持ち上がったんですよ。取り出し口の上にまできても浮かんだままで落ちないので、店員さんを呼んで「これもうゲットですよね」って。

 マキの娘ちゃん、可愛いんですよ。自主トレ先で会った時とかも、いつもペコって会釈もしてくれるし。僕はやっぱり「誰かのために」っていうのが好きで、マキも娘ちゃんも喜んでくれるんじゃないかと思って、めっちゃ頑張りました。僕だけで3000円いきましたけど取れた時はめっちゃ嬉しくて、その後に牧原に見せに行ったんです。そしたらニコって笑ってくれました。「娘ちゃんに渡してよ」って言ったら、「直接渡してください」って言われたので、今は僕は持っているところです。

 マキは、年が近いですから、困った時に頼ってくれたらと思いますね。チームの中で、困った時に「西田がおる」くらいに思っていてくれたら。それは日頃から仕事をちゃんとしていないとそういう存在にもなれないですからね。あとはワンちゃん仲間でもあります。去年の8月18日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)、マキとワンちゃんがお立ち台に上がりましたよね。あんなの、一生に1回あるかないかという出来事なので、僕も印象的です。

 このキャンプでも、彼は発言にも自信が感じられますよね。とにかく怪我をしなければ、1年間勝負ができる。若手に対しても、厳しいことも言いますけど、その分自分がやらないといけない立場だと思うので。セカンドを取るんだって気持ちが見えていると思います。

(竹村岳 / Gaku Takemura)