守護神・松本裕樹が緊急降板「戦い方を変えないと」 小久保監督のコメント全文

マウンドに集まるソフトバンクナイン【写真:荒川祐史】
マウンドに集まるソフトバンクナイン【写真:荒川祐史】

9回に6点を失って逆転負け「今日は最後の最終回だけ」

 ソフトバンクは4日、みずほPayPayドームで行われた日本ハム戦に5-8で逆転負けを喫した。初回に2点を先制されたものの、その裏、今宮健太内野手、栗原陵矢内野手の2者連続本塁打、石塚綜一郎捕手の右前適時打で逆転。3回には山川穂高内野手の両リーグ最速の30号ソロなどで2点を加えた。だが、9回に守護神の松本裕樹投手が打者1人に四球を与えて降板するアクシデントが発生。代わったルーキーの大山凌投手が同点に追いつかれると、岩井俊介投手が水谷瞬外野手に適時打を浴びて勝ち越しを許した。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

――9回に思わぬ展開になった。
「そうね。ちょっと思わぬ展開というか、ちょっと戦い方を変えないけないかなというところですね」

――松本投手は四球を出して降板。あそこの継投は?
「継投というか、ちょっとあんまり良くなかったんで、ブルペンで。詳しくはまだ聞いてないんですけど。ルーキーたちには責任はないんで。ただ、幸いにもここまで貯金があった中で、これがもう切羽詰まっていたら、浮き足立つ敗戦にはなるでしょうけどね。もう1回、戦い方を変えるというところじゃないですかね」

――ルーキーたちが勝ちパターンに入ることも。
「いや、それはもうこれからまた考えますけど」

――松本投手はアクシデントか?
「あとで聞いてください。試合中だったんで、僕はまだ分からないんで」

――初回はいい攻撃からやり返した。
「今日はもう全部、最後の最終回だけじゃないですか」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)