2ラン、2ラン、2ラン…1試合3発の山川穂高 小久保監督が量産モードの理由を“解説”
ドラフト6位ルーキーの大山は2番手で2回無失点の好投を見せ、プロ初勝利
ソフトバンクは15日、敵地ベルーナドームでの西武戦に9-2で勝利した。山川穂高内野手が初回に24号2ランを左翼席に突き刺すと、5回に25号2ラン、7回にも26号2ランを放つなど、1試合3本塁打の離れ業をみせた。投げては4回から2イニングを無失点に抑える好投を見せたドラフト6位ルーキーの大山凌投手がプロ初勝利を挙げた。試合後に取材対応した小久保裕紀監督は主砲の働きを絶賛した。
圧巻の「猛打ショー」だった。初回2死一塁で與座の高め直球を左翼席上段付近まで運ぶと、5回1死二塁では内角の難しい真っすぐを左翼スタンドに持っていく技ありの一発を披露。7回1死三塁の場面はスライダーをかち上げて、みたび左翼席に運んだ。自身7年ぶりの1試合3発。今季最後となったベルーナドームでの試合で、古巣相手に大暴れした。
「山川すごかったですね」。小久保監督は開口一番、主砲の働きを称えた。「2か月くらい苦しんでいたんでね。その溜まっていたものをね。残りの試合で爆発してくれたらいいですよ」。
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)