2試合連続6失点も…有原航平は「当然次の登板もある」 小久保監督の決断の理由【コメント全文】

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】

打線は5回に5安打を集めて6得点…山川穂高も反撃の21号3ラン

 ソフトバンクは10日、楽天戦(みずほPayPayドーム)に6-13で敗れた。先発の有原航平投手が3回6失点で5敗目となった。2番手の澤柳亮太郎投手も、右肘に違和感を訴えて緊急降板。計6投手が登板したが、今季初の2桁失点となった。打線は5回に5安打を集めて6得点。山川穂高内野手に21号3ランが生まれた。試合後、小久保裕紀監督が取材に応じた。コメントの全文は以下の通り。

――有原投手が本来の姿ではなかった。
「(5回までで)9点はね。よく2死からね、今季ワーストのゲームになりそうだったけど、よく面白いところまで行きましたね」

――5回の6得点があるのとないのとでは、翌日以降に向けても違うもの。
「2死からですから。(有原は)経験のある投手なので、修正してもらってというところです」

――2試合連続での6失点。有原投手の状態としては。
「状態は、どうですかね。その辺は経験のある投手なので、当然次の登板もありますんで」

――相手先発の古謝投手はいかがでしたか。
「球数が行ったら落ちますよね。70球くらいで全然変わっていたので。でも荒れ球の中で、打ちに行っていいかという時に、難しいですよね、絞り方が。適度に荒れているので。あれがもうちょっとまとまってきたら、もっと対応しやすいんでしょうけど。あの6点のイニングで、そんな変なイメージはないと思いますけどね」

――降板した澤柳投手については。
「ちょっと今、画像を撮りに行っているらしいんですけど、厳しいかなという感じです」

――箇所としては。
「肘だと思います。(右肘が飛んだかどうかは)それはまだわからないです。わかったら広報から発表があります」

――中村亮太投手も、今季初登板で2失点。
「そうね。結構マン振りされていましたもんね」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)