ソフトバンクの廣瀬隆太内野手が15日、出場選手登録から抹消された。北海道から移動し、2軍に合流。ウエスタン・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に出場した。9回2死二塁で代打で登場すると、サヨナラ打を放って試合を決めた。試合後の取材で明かした「いっぱい言われたっすね」と、首脳陣から伝えられた課題とは? 一方で「通用していた」と、手応えも口にしていた。コメントの全文は以下の通り。
――代打はいつ言われた?
「(ベンチに)来た時に『代打あるぞ』と言われました」
――ネクストではどんなことを考えていた?
「全然寝ていないですし、飛行機で来たので。『とりあえずバットに当たってくれ』と思っていました」
――力は抜けていた?
「まあまあそうですね。割り切っていました」
――同点になって、暗いムードだった。
「暗いムードは知らなかったので、逆にそれが良かったのかなと」
――1軍ではどんなことが足りなかった。
「試合に出続ける体力がなかったと思います。最後の方はやっぱりバテていたので。そこが一番感じました」
――牧原大成選手が代わって1軍に上がった。
「そうですね。牧原さんが上がってきてどこまで勝負できるかというのはやってみたかったですけど、まだチャンスは全然あると思うので、また頑張ります」
――首脳陣からはどんな言葉をかけられた?
「1軍で経験したこと、課題も見つかったと思うから2軍でしっかり取り組んで、また上がって来いということでした。これは皆さんから言われました」
――体力面以外では、課題はどんなこと?
「色々あるんですけど、基本的には6月には通用していた。特に悲観的にはならずに、今までやってきたことを信じていました。細かいところはあるんですけど、基本は変えずにやっていきたいです」
――サヨナラ打はオリックスの宇田川投手から放った。1軍でやっていたことは出せた?
「いや(自分の)コンディションめっちゃ悪かったので、関係ないです。とりあえずバットに当てることでした」
――松山秀明2軍監督からは何か言われました?
「いや、特にないです」
――1軍で体重は落ちた?
「でも、回復しつつはあるんですけどね。気持ちの疲れですね」
――このサヨナラ打はどう生かしていきたい?
「試合が空くので、今日のが生きるかはわからないですけど、しっかりと休んで、次の試合に万全で入ること。それで結果を残していくしかないです。まずはコンディションを整えたいです」
――1軍で得たことは?
「やっぱり自分も通用するんだと自信になりました。プロに入る前は自分がどこまでできるのかわからずに2軍でやってきたので、それがある程度結果に出た時もあったので、それは自信にしてやっていきたいです」
――首脳陣から与えられた課題はありましたか?
「いっぱい言われたっすね。少しの期間でどうこうできることでもないと思うので、じっくりと。守備、走塁、バッティング、全部言われたっす。逆にしっかりと言ってくれたので、目的意識をやっていきたいです」
――それだけ明確に伝えられた?
「はい、頑張ります」
――堂々とプレーする姿が印象に残った。意識していたわけではない?
「いや、全然です」
――飛行機での時間では、1軍の期間を振り返ったりしましたか?
「いや、全然ないです。本当に、全然ネガティブな感じはないです」