ソフトバンクは11日、ヤクルト戦(みずほPayPayドーム)に4-2で勝利した。7回に打線が4点を奪って逆転勝利。同点に追いつくと、1死二、三塁から勝ち越しの2点打を放ったのが中村晃外野手だった。ヒーローインタビューと試合後の囲み取材のコメントの全文は以下の通り。
――内野は前身守備だった。
「あんまり狙いとかはなくて、とにかくなんとか点が入るように。気持ちでいきました」
――打球が抜けていった時の思いは。
「本当にホッとしましたし、なかなかいい活躍ができていなかったので、今日はいい活躍ができてよかったと思います」
――ベンチも大きな笑顔で迎えてくれた。
「そうですね。やっぱり、ベンチに帰ってきてみんなが笑顔で迎えてくれて、本当によかったですし、そういう場面をこれから1つでも多くできるように頑張りたいと思います」
――カードの初戦を勝利した。みずほPayPayドームで11連勝。
「本当に、ファンの方の熱い声援の後押しがあるから、選手は頑張れると思いますので、これからもぜひ、熱い声援をよろしくお願いします」
――交流戦も9勝4敗で、残り5試合。
「あと5つ勝って、交流戦を終えられるように、みんなで頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
○囲み取材
――感情も、出てくるものがあった。
「もちろん、いい場面だったので打ててよかったです」
――犠打で1死二、三塁になったことはどう整理して打席に入った。
「当然、考えられる作戦だったので。二、三塁を作って、内野も前だったので、その中でいいヒットを打てたかなと思います」
――左腕の山本投手に対しての打席。少し難しそうな投手だったが。
「初対戦なので、あまりわからないんですけど、とりあえずいい結果が出たのでよかったです」
――小久保監督も「難しい役割を任せている」と話していた。代打もあり、スタメンもある中で、役割をどう捉えている。
「最近は代打だからとか、スタメンだからとかっていうのはあまり考えずに行っています。最初は代打だから1打席しかないので、対策であったりとかも考えていましたけど、最近はそんなに差をつけずにというか、そういうふうにやっています。勉強中という感じです」
――そういうふうに思うようになったきっかけは。
「自分の感覚もありますし、どういうふうにやったらいいのか自分が思う感覚と、どうなんですかね。結果がそんなに出ていない時期も多いですし、色々と変えていかないといけないと思うので。色々、試行錯誤している感じです」
――打席数が少ない中で、結果を欲しがる思いも。
「それはもちろんありますけど、予想よりも打席数は多いです。その中でなんとかしたいなという思いだけです」
――柳田選手が離脱して、役割に変化も生まれてきた。試合への臨み方や、心持ちに変化は。
「スタメンでもスタメンじゃなくても、普段通りにやるだけじゃないですかね。目の前の1打席、1球で集中して試合に臨んで、結果を出せるようにやっていくだけかなと。あまり状況は関係ないと思います」
――今日のチャンスのように、みんなで繋いだ場面で回ってくるというのは、背負うものもあった。
「そうですね。繋いで繋いで、大チャンスで回ってきたので。本当にいい結果がよかったです。ベンチに帰ってみんなが笑顔で迎えてくれましたし、みんなが出迎えてくれるっていうのが嬉しいですし。ああいう場面を少しでも多く作れるようにやりたいなと思います」
――調整の中で勉強中というのは気持ちの面? 技術の面?
「両方ですね。結果が出せるように色々と、自分なりに考えながらやっていきたいなと思っています」