ソフトバンクは28日、敵地・東京ドームで巨人に2-0で勝利し、連敗を3で止めた。5回に栗原陵矢外野手が3号ソロを放って先制すると、7回には柳田悠岐外野手の内野ゴロの間に2点目を奪った。先発の有原航平投手が6回無失点と好投すると、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、松本裕樹投手、ロベルト・オスナ投手と繋いでリードを守り抜き、交流戦初戦を勝利で飾った。
――相手の先発投手もいい中で栗原が一振りで仕留めた。
「今日はもう山崎投手から取れても2点と思っていたんで、1点、2点だと思っていたので。僅差になると思ったんですけど、ピッチャー陣の勝利だと思いますね」
――7回はヘルナンデス投手でした。
「今日はプラン通りです」
――廣瀨選手がプロ初スタメン。
「たぶん人生で一番緊張したんじゃないですかね。早慶戦よりも、多分、人が入っていると思うんで。彼にとっては忘れられない1日になったと思います」
――王会長とも写真に収まった。
「ジャイアンツさんも歴史があって、非常にこう立場的にはやりにくいというか……。でも、今はホークスの会長なので、今日は勝ち切ることができて、良い報告ができます」
――有原投手は6回までよく抑えた。
「今日はもうあそこが、あそこがというか、あの後の次の1点がポイントだったかな。1点のままの東京ドームだとね、みんな、あそこまで腕振れなかったかもしれないんでね」
――栗原選手は当たりは止まっていたが、状態は悪くなかった?
「フォアボールは選べていたんで、あんまり悪いなとは思ってなかったですよ。もちろん2試合ノーヒットくらいあるんで、その中で低めのボールを見極められていたのは良かったと思っていたんで」
――柳町選手も上がってきて即ヒット。
「彼はやっぱりファームでずっと、腐ることはないでしょうけど、モチベーションを高く持ちながら、やってきたその1打席目でヒットだったので、いい顔していましたね」
――栗原選手が上がってくると打線に厚みが出る。
「それも開幕のときに(言った通り)。あとは周東の出塁率が、やっぱり直結してますんで。あまりプレッシャーかけるつもりはないんですけど、やっぱり周東が出ないと点にならない打線を今組んでるんで、出ないんであれば打線の組み替えは考えますけど、まだその必要はないと判断しています」