4タコ1併殺の山川穂高は「自分で切り抜けるしかない」 小久保監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:飯田航平】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:飯田航平】

「キャッチャー2人なんで、ドキドキしながら代打送ったんです」

 ソフトバンクは9日、熊本のリブワーク藤崎台球場で行われた日本ハム戦に2-4で敗れ、今季初の連敗となった。初回に有原航平投手が日本ハム打線につかまり、いきなり4失点。打線は相手を上回る10安打を放ちながら、4打席とも得点圏で打席に立った山川穂高内野手が併殺を含む4タコ。3者凡退は4回の1イニングだけと、再三チャンスを作りながらも打線が繋がらなかった。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

○小久保監督
――有原投手は初回の4点が重かった。
「そうね。でも、その後、悪いなりによく粘ってゲームを作ってね。攻撃の方が1回と5回にね、今日はね」

――4番の山川選手の前にチャンスを作った。
「そうですね。クリーンアップの前にいかにランナーを溜めてっていうのはもう、今のオーダーでの形なんでね。4番はどうしてもそうなる。自分で切り抜けるしかない」

――近藤選手は欲しいところで2ラン。
「それもあるし、やっぱり取れるときに何とか取れないと苦しくなりますよね」

――栗原選手のところで代打の決断もあった。
「キャッチャー2人なんで、ドキドキしながら代打送ったんですけど。9回はもう代打を出すところはないってみんなが思っていたので、あそこの1回、あのイニングがずっと繋がっていれば、もう晃が準備をしていたんですけど。今の状態を考えたときには、代打を出す決断になりましたね」

――4人目のキャッチャーは誰を考えていた。
「仲田。打席は回ってこないんで、(海野の)ファウルチップとかの(リスクに備えては)仲田を(準備させていた)。経験は中学のとき。去年の2軍戦のときも仲田は最悪いくぞと言っていたので」

――周東選手は振れてきた。
「そうですね。バントはナイスバントでしたね。今みたいな形でやってくれれば、相手からすると嫌でしょうね。強引にならず、今の形で落ち着いてほしいですね」

――山川選手はまだまだ信頼して4番に。
「まだ1回りもしてないからね。まだ1回りしてないんで」

(飯田航平 / Kohei Iida)