OP戦初アーチも「本番で出れば最高」 状態は5割でも…柳田悠岐に“焦りなし”

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:矢口亨】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:矢口亨】

ウォーカーの加入で守備に就く機会が多いも「ちょっとしか出ないんで楽しい」

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が14日、巨人とのオープン戦(PayPayドーム)で先制3ランを放った。初回無死一、二塁でオープン戦初アーチをかけ、チームは5-0で勝利。2週間後に迫ってきたシーズン開幕に向けて主砲ギータの状態はどこまで上がってきているのか? 試合後のコメント全文を掲載する。

――3ランを振り返って。
「いいスイングができたので良かったです」

――チャンスの場面、どんな気持ちで打席に入った?
「いいスイングがしたいという気持ちで入りました」

――開幕前にホームランが出たことは良かった?
「うーん、まぁ良かったかなという感じですかね」

――今の打撃の状態は?
「普通ぐらいですかね」

――何%ぐらい?
「50%ぐらいですかね」

――開幕に向けて上げていく。
「徐々に良くなっていけばいいかなとは思っていますけど、この感じで行っても対応できるようにしたいなと思います」

――開幕に向けてどんなことを確認していくのか。
「ボールをたくさん見て、怪我なくコンディションをしっかり上げていきたいなと思います」

――ホームランは打球速度がけっこう出ていた。
「芯に当たったんで、いい音がしました」

――音が良かった?
「そうですね、いい音で、はい」

――残りの50%はどういった部分?
「うーん、なんですかね。本番になったら、やっぱり気持ちも全然違うと思いますし、気持ちが入ったらさらに負荷もかかってくるので、そこを耐えられるようにコンディションをさらによくしていきたいなと今は思っています」

――山川選手とウォーカー選手のホームランが刺激に。
「すごいなと思いながら見ています、はい」

――ここまでホームランが出なかったことに焦りはなかった?
「そうですね、本番で出れば最高なので。今、ゼロでも、本番でいっぱい打てれば、そっちのほうがいいので」

――第1打席の初球、カーブをフルスイングしたことで打てると感じた?
「いや全く。どんな球が来ても対応できるようにと考えているので」

――相手バッテリーにエサを撒いたわけではない?
「全く」

――確信歩きだった。
「戸郷選手からホームランを打ったのが初めてだったので、それは素直に嬉しかったというか、打ったことがなかったピッチャーだったので嬉しいです」

――そろそろホームランが出る予感はあった?
「全く。たまたまなので、はい」

――守備につく機会が多い。
「楽しいですよ。ちょっとしか出ないんで楽しい(笑)」

――コンディション的にも問題ない?
「キレも段々良くなってきていますし、さらに良くなると信じて、守備であったり、バッティングであったり、トレーニングもしっかりやって、さらに良くしていきたいなと思っています」

――顔がシュッとしたように見える。
「あー全然です、全然です。マジで全然です」

――去年はファスティングをしていたが、今年は新たな取り組みは?
「いや全く。去年と一緒な感じでやっています」

――体重を前年と比べると?
「増減なしですね」

――理想的な体重?
「どうですかね、別に体重というよりは、脂肪を減らして、筋肉を増やしてということだけ考えています」

――体脂肪率は減っている?
「そうでもないですけどね。キャンプインした時よりは全然良くなっているんで。あとちょっとですけど、しっかり自分を追い込んで、開幕したいなと思います」

(飯田航平 / Kohei Iida)