ソフトバンクは6日、ヤクルトとのオープン戦(PayPayドーム)に2-0で勝利した。先発の東浜巨投手が4回を4安打無失点に抑えると、5回以降は藤井皓哉投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、ロベルト・オスナ投手、リバン・モイネロ投手、松本裕樹投手が登板。それぞれの投手が1イニングを3者凡退に抑える好投を見せた。これでホークスは練習試合を含む対外試合で8連勝。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。
――モイネロ投手は初登板ということで1イニングだった?
「そうそう。次は日曜日で中3日になるので、今日は25球以内でっていう設定の中で、そこまで(球数が)行かなかったのは良かったですけどね」
――モイネロ投手の次回のイニング予定は?
「知らん。ロッテ戦はわからん。開幕に向けて100球ぐらい投げれるように持っていくプランです」
――6回は簡単に1点が入った。
「健太(今宮)がバントがあまりね。パリーグの記録保持者でしょ? 技術的なことは僕らが言うことはないんですけど、(ランナーが)周東なので、気楽な場面で1つ成功しとけばな、と思ったら失敗したんで。前も1回失敗してるんですよね」
――周東選手は簡単にタッチアップしていた。
「そりゃあ周東ですから。世界の周東なんで(笑)」
――少ないチャンスをものにできた?
「ミスではないですけどね。やっぱりこうアピールせなあかんと思いすぎて、昨日も今日も牽制での走塁死があったので。今年のテーマは盗塁死をしない、走塁死をしないっていうのが1つのテーマなので、あまり言いすぎるとスタート切れないんですけどね。 でも、ギャンブルで行っていい時と、そうじゃない時で、根拠をもってスタートを切るっていうのは、走塁コーチにはずっと話しているので。彼(川村友斗外野手)は今必死でアピールしようっていうのは伝わってくるんですけど、逆に失敗すると評価は下がりますよね」
――実戦で8連勝。
「藤井(皓哉)から始まって5回から9回が三者凡退でしょ。だから結果的にそうなりますよね。だってランナー出してないので」
――中継ぎ陣は盤石なままシーズンに入れそう?
「そうですね。あとは倉野コーチもずっと考えている、イニングまたぎと2イニングの連投は開幕までに段階を踏んでやっていこうと、そういう段階に入っていますね。先発は球数をどんどん増やしていく」
――柳田選手を山川選手の後ろに打順にした。
「今日そうやったね。晃(中村)をなるべく打席数を回そうっていう配慮をしてくれたんだと思いますけどね。あんまりその辺はノータッチなので」
――打順はコーチに任せている?
「今は考えてない。僕は最終的には開幕から」
――谷川原選手のリードは?
「今日はそんなに気にならない。リードって結果論じゃないですか。だからもうリードはもうあんまり言わないです」