柳田悠岐、山川穂高から「連絡きました」 FA加入に初言及「少しでも力になれるように」

「SOS子どもの村JAPAN」を訪問したソフトバンク・柳田悠岐【写真:竹村岳】
「SOS子どもの村JAPAN」を訪問したソフトバンク・柳田悠岐【写真:竹村岳】

NPO法人「SOS子どもの村JAPAN」を訪問…その後に取材に対応

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が23日、福岡市西区の家族と暮らせない子どものために活動するNPO法人「SOS子どもの村JAPAN」を訪問した。交流後に報道陣に対応し、チームが山川穂高内野手を獲得したことについて言及。「(山川から)連絡はきました。『よろしくお願いします』と。少しでも力になれるように手助けできたら」と語った。

 山川は5月に強制性交等の疑いで書類送検され、8月には不起訴処分となった。今季はわずか17試合の出場に終わったが、故障者特例が適用され国内FA権を取得していた。今月19日には入団会見が行われ「多大なるご迷惑をお掛けしたことを重ねてお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と、第一声は謝罪の言葉だった。

 柳田は山川の3歳年上。オールスターゲームでも同一リーグでチームメートとなるなど、交流のある関係性だった。連絡があったのは入団会見の日だったといい、「『頑張ろう』という話をしました」と明かした。

 打線について問われると「(厚みは)もちろん増すと思います。その中で自分がどういう働きになるかわからないですけど、どういう打線になるかもまだ見えてないですし。キャンプに向けて準備をまずは頑張りたいと思います」と語った。

(竹村岳 / Gaku Takemura)