「馬も一生懸命走ってる」 “走ること”の重要性…柳田悠岐が痛感する加齢による変化
「キツいこと、やるのがイヤなことをやろうって思っています」
ギータなりの“決意表明”だった。ソフトバンクの柳田悠岐外野手が9日、本拠地PayPayドームの球団事務所で契約更改交渉を行い、5000万円減の年俸5億7000万円(金額は推定)でサイン。7年契約の4年目が終わり、来季、そして契約の残る3年に向けて「個人的には納得いってないシーズンが続いているので、まだまだ頑張ります」と意気込んだ。
35歳となったプロ13年目の今季は、9年ぶりに全試合出場を果たし、リーグ3位の打率.299をマーク。自身2度目の最多安打のタイトルを獲得し、本塁打数はリーグ5位、打点はリーグ2位の成績を残した。全試合出場の要因は「DHじゃないですか?」と笑わせつつも「体的には意外にまだいけるなっていうのも思う」と手応えを口にした。
当然、30代も半ばに差し掛かり、加齢による肉体の変化は感じている。「今までは頑張らんでもできたんですけど、今は頑張らんとできないので。それぐらいですかね。まだ、頑張ったらできるんで耐えているかな、と思います」。衰えこそ感じるものの、トレーニングでカバーできている。このオフも自らを徹底的に鍛えるつもりでいる。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)