鷹フルでは新企画「スマホの写真、1枚ください」をスタートします。選手のスマートフォンのフォルダに眠っている写真を1枚もらい、その写真について解説していただきます。第2回は板東湧梧投手の登場です。いただいたのは、LINEのアイコンにまでしているお気に入りの1枚。そこに至るまでには多くのステップがあったそうで…。“家族会議”まで開催されたってどういうこと? 板東投手が大切にしているお写真、ぜひご覧ください。
――なぜこの写真をアイコンに?
「釣りの撮影の時に、みんな撮ってもらっていて。自分も撮ってもらったんですけど。キメているわけでもなく、自分の中ではおちゃらけていて、いい写真だなって思って。気に入って、使っています」
――野球選手だと、野球をする姿をアイコンに設定する人もいる印象があります。
「使ったことはないですね。自分の野球姿は。そういうところは日常的なところを出すのが好きなので」
――撮影は確か去年でしたか?
「去年ですね。(撮影に)又吉さんとか、勇(野村)もいたので」
――釣りはそこからしていない。
「それ以来です。マジでやっていないです。行きたいなって話を笠谷(俊介投手)とよくするんですけどね。僕は川釣りが好きなので、海も近いんですけど、海でやるための道具がないですね」
――徳島時代はよく釣りをしていた?
「中学校の時は大好きで、めっちゃしていました」
――頻繁にやっていた。
「でも有名なところだったんですよ、バス釣りで。大きいのがいるっていう目撃情報もあって。僕が釣ったのはせいぜい、40(センチ)台ですけど、それでも嬉しかった感じですね」
――釣りは、このオフですね。
「でも休みの日って、ゴルフばっかりになると思うんですけどね。釣りは誘われたら。自分からってことはないと思います」
――いつからこのアイコンを使っている。
「オフシーズンに入って、その撮影が終わってすぐですね」
――お気に入りですか?
「そうですね、アイコンにするくらいなので。僕ずっとアイコンなしだったんですよ。お気に入りです」
――なぜ設定していなかったんですか?
「それを、逆に言うと考えすぎるタイプで。それこそ野球の格好にしていたら『わ、見せてんな』って思われるでしょうし。それこそ自分の写真にするのも抵抗があるんですけど。これは絶妙なバランスで、自分の中でも誰かってわかりやすいと思いますし。趣味の格好ですし。色々考えた上で、あれです。基本的には考えるのも面倒なので、なしにしていたんです」
――ペットのお写真にすれば。
「インスタグラムがそうなので。それもあります」
――絶妙なバランスが取れた結論が、このお写真。
「家族にも聞きました。『これどう思う?』って。全然いいって(返事が来ました)」
――母親に?
「母さん、姉ちゃんのグループLINEに送って。だいたい姉ちゃんにそういうのは意見を聞くんですけど。ちょうどいいというか『ふざけてる感じでいいやん』って」