鷹が國學院大・武内の1位公表 西武と競合…小久保新監督「どのスカウトに聞いても1番」
26日のドラフト会議に向けて都内のホテルでスカウト会議を実施
ソフトバンクは25日、都内のホテルでスカウト会議を行い、26日に行われる「2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で國學院大の武内夏暉投手を1位入札することを決めた。会議後に小久保裕紀新監督が公表した。今ドラフトの注目株の1人である武内にはすでに西武も指名を公表しており、競合する見込みとなった。
フェニックス・リーグの行われている宮崎から東京入りし、スカウト会議に出席した小久保監督は「武内夏暉、國學院大学です」と明らかにした。1位を決めた理由として指揮官は「コントロールがバラつかない、まとまった感じには見えました。どのスカウトに聞いても1番評価が高いので、そういう選手は間違いないでしょう。どう考えても先発投手は必要ですし、あとは何球団来るか分からないんで」とコメント。競合となった場合のくじ引きも小久保新監督に託された。
武内はソフトバンクの地元・福岡県出身。八幡南高(福岡)から國學院大に進学すると、3年秋のリーグ戦では4勝0敗、防御率0.68の好成績を残し、優勝に貢献して注目を集めた。身長185センチ、体重90キロの体格で、直球の最速は153キロをマークしている。
(鷹フル編集部)