ソフトバンクから戦力外通告を受けた佐藤直樹外野手、九鬼隆平捕手が24日、秋季練習中のPayPayドームを訪れた。コーチ陣やチームメート、スタッフらに挨拶し、その後、報道陣にも対応し、ともに現役続行の意向を示した。2選手のコメント全文は以下の通り。
――他球団からの支配下のオファーを待ちたい。
「そうですね、はい」
――トライアウトは?
「受けるつもりは今はないです」
――ドラフト1位で入団しての4年間は。
「何も結果を残せていないんで申し訳ない気持ちはあります。もっとホークスに貢献したかった気持ちもあります」
――感謝を伝えたい人は。
「コーチの方々や裏方さん、いろいろな人が応援してくださったので、みなさんに感謝したいです」
――どこが足りなかった。
「打撃じゃないですかね。守備、走塁で1軍にいれたので、打撃のところで結果を残せなかったのが1番かなと思います」
――打撃のレベルアップが必要。
「そこだけです」
・九鬼隆平
――発表を受けての心境は。
「まあ覚悟はしていたので、やり切れなかった自分の責任なので仕方がないかなと思います」
――首の怪我もあってなかなか万全な状態でプレーできなかった。
「本当に怪我が多かったので、なかなか満足いくプレーはできなかったんで、でもそういう世界なので、結果残せなかったなって感じですかね」
――ファンへの感謝の思い。
「本当に応援してくれる方々がいっぱいいましたし、自分自身しんどい時でも、いろいろ声をかけてくださった。本当にファンの力って大きいと思うので、僕ら野球選手にとって。感謝しています。特に筑後は距離が近かったりもするんで、いつも声をかけていただいてありがとうございます、お世話になりました、と伝えたいですね」
――今後は。
「怪我とかもいろいろあって考えていたんですけど、一応、できる限りは続けようかな、という気持ちにはまとまってきた感じですかね」
――NPBだけでなく社会人とかも選択肢になる?
「そこまで具体的には考えていないですけど、声をかけてくださるところもあると思いますし、そこを見ておいおい考えていければ」
――トライアウトは。
「受ける方向で動こうかな、と思います」
――今の状態は。
「しばらく動けていないので、トライアウトに向けて、そこに合わせて上げていこうかな、という感じですね」