ソフトバンクの2軍は4日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグの広島戦に1-3で敗れた。初回に先頭の川村友斗外野手が三塁打を放ち、フレディ・ガルビス内野手の犠飛で先制。だが、先発の森唯斗投手が2回に2本の長打などで勝ち越しを許し、7回にも追加点を奪われた。森は8回を投げて3失点だった。試合後の小久保裕紀2軍監督の一問一答は以下の通り。
――ここまでの森投手の姿はいかがですか?
「今日はもう、最初は真っ直ぐが結構速かったと思った。1軍上がる前がすごく良くて、落ちてきてからあんまり状態良くなくて、またちょっと上がってきてる感じがあるかな。後ろをやってきたピッチャーが、先発でなんとかっていう中で、8回を投げられたってことは収穫ですね」
――嘉弥真投手も予定通りの登板。
「嘉弥真はもう左のところでずっと行く予定で。嘉弥真と古川で7回、8回を、(森が)100球近くなってきたら、打線の向こうの並びで古川か嘉弥真のどっちかで行く予定だったんですけどね。思いのほか、森の球数が少なかったんで」
――嘉弥真投手は1軍で投げるにはまだ物足りない?
「左のインサイドね。しっかり投げるようにって話やったらしいんで。ま、今日もそれはしっかり投げてましたね」
――打線の方はちょっと元気がなかった。
「そうね。まあ、1回裏はいい感じで点を取ったんですけど、なんて言うんですかね、狙い球を絞りきれてないというか。まあ、それが技術なんでしょうけどね。デスパイネが最後、来日してこっちに戻ってきて、多分1番良い当たりだったんで。センターオーバーはデスパイネらしい、日本人じゃ打てないような打球。あれが、こっちに戻ってきてから1番の打球やったと思います。あれを続けていったら多分またすぐに呼ばれるんじゃないですか。それ以外で呼ばれるような選手はいません。(野村)大樹の代打の可能性はあるね」
――野村大選手には最後(9回2死一、三塁で)決めて欲しかった。
「見逃し三振はね……。フォークかなんかが頭にあったんじゃないですかね」
――娘さんが「ミス・アース・ジャパン」で準優勝。おめでとうございます。
「あ、ありがとうございます。2位で悔しがってた」
――アドバイスをされたとか。
「あ、なんか前の日に連絡来てたね。緊張したら、って。1日やったぐらいでは(良くは)ならないんでしょうけど、おまじないみたいなもんでアドバイスしたりしました」
――スピーチでお父さんのことを話されていた。
「あ、僕、見てないんです。コメントしか見てない。昨日の夜やたらLINEが鳴るなと思ったら。でも、本人からの連絡がかなり遅くなってからだったんで、多分、優勝や1位やったらすぐ来てたと思うんで、多分悔しくてっていう方やろなと思ったら予想通り。親らしいことはなんもしてないですよ」