“米ドラ1”鷹スチュワートが来日5年目で初勝利 6回1失点好投…チームは12連敗後に2連勝

ソフトバンクのカーター・スチュワート・ジュニア【写真:竹村岳】
ソフトバンクのカーター・スチュワート・ジュニア【写真:竹村岳】

2018年にブレーブスから1巡目指名も…右手首の異常で入団は合意せず

■ソフトバンク 7ー1 オリックス(26日・京セラドーム)

 ソフトバンクは26日、オリックス戦(京セラドーム)で7-1で勝利した。先発したカーター・スチュワート・ジュニア投手が6回1失点で、来日5年目でNPB初勝利。相手先発の宮城大弥投手との投げ合いを制して、待望の1勝目を手に入れた。

 初回1死、宗佑磨内野手に右中間を破る二塁打を許す。1死一、二塁となると、レアンドロ・セデーニョ内野手に左前に先制の適時打を許した。しかし、失点はそのイニングのみ。最速は159キロを計測するなど、直球で押した。打線は5回1死一、二塁から甲斐拓也捕手が勝ち越しの3ラン。

 スチュワートは2018年の米ドラフトで、ブレーブスから1巡目(全体8位)で指名された。その後の身体検査で、右手首に異常が見つかったことで入団合意には至らず。2019年5月にソフトバンクに入団した。この日登板が、通算で16試合目の登板。25日にチームは連敗を「12」で止めたばかり。チームにとっても価値のある1勝となった。

(鷹フル編集部)