ソフトバンクは25日、楽天戦（北九州）が雨天中止となり、PayPayドームで全体練習を行った。練習後に藤本博史監督が取材に応じた。この日、先発予定だった石川柊太投手は28日の日本ハム戦（エスコンフィールド北海道）へスライドする。また、三森大貴内野手が1軍に合流した。指揮官の一問一答は以下の通り。
――丸1週、飛ばす形ですか。
「1週は飛ばさない。ローテを変える形になる」
――今週のどこかになる。
「今週、そうやね。ハム戦になるのかな」
――大関投手か藤井投手の登板もずれる。
「その辺も変わってくるよね」
――どちらかが空く。
「どっちかを頭、火曜日に持っていく」
――戦略上、言えませんか…。
「言えるよ」
――大関投手が飛ぶ。
「大関は飛ばさない。だから1日、2日飛ぶだけで、ローテが変わるだけ。森も入ってきているから。和田も登録せなあかんし、その辺が変わるだけ。1週間飛ぶとかはないです。もう6連戦になるので。大関が火曜日になって、日曜は藤井」
――石川投手は。
「石川は金曜日」
――東浜投手が土曜日に。
「うん」
――和田投手が明日になる。
「昨日休んだ。先週が悪かっただけで今週いいかもしれないじゃないですか。柳田も言うとったやん。『止まない雨はない』って。『雨降って地固まる』もあるけどね」
――今日は恵みの雨ですか。
「今日やりたかったよ。そんな負け続けることないって。1年間長いんだから、色々あるよ。昨日がいい休みになったんじゃないですか」
――三森選手が合流した。
「好調とは言われていない。最近ちょこちょこヒットが出だした。一応、戦力として考えていますよ。でも絶好調で呼んだわけではない。上林が悪すぎるというところでね。もう一回調整して早く上がってきてくれ、と。そういう意味で交代しただけであって」
――三森選手に関しては時間をかけてでもと話していた。
「チーム事情ね。頭からではなくても足は使えるし、守備の方でも使える。上林も、足も守備も使える、だったけど。彼の場合はスターティングメンバーで出てもらいたいから。今の状態ではなかなか、打撃コーチからメンバーが来ても名前が入っていない」
――牧原大成選手を二塁から外野に回すのか。
「三森が頭から出るとか決まっていないよ。徐々にやってくれたらいいんじゃないかなと」
――三森選手は打撃を改造中なんですか。
「改造はしていない。タイミングの問題、間（ま）の問題と思うけどね。2軍を見ていたら、打っている試合はしっかりした打ち方で打てているけど。凡打している映像は上体が投手側に流れている。宙に浮いて打っている時もあるしね。あれで打てる時は『空中打法』とか言われるけど、打てていなかったらみっともないもんね」
――打順も流動的になる。
「近藤の2番が3番になるくらいじゃない？ あとは流れ的には変わらないんじゃないの？ 周東も状態が上がってきていない。彼の場合は疲れているのかなって思いますけど。状態が良かったら使っていくし、とりあえず、右打者です」
「正木も2軍で出ているけど、なかなかね。状態がどうかなってところもあるし、リチャードも速い球打てていないし。この辺が上がってこないと困るんよね。小久保監督にはお願いしていますけどね。右打者をできるだけ早急に、と」
