代打での交代に「正直イラッとした」 牧原大が指揮官の制止振り切りベンチ裏に消えた本音

週明け以降の出場に即答「当たり前じゃないですか。絶対にいきます」
■ソフトバンク 3ー1 西武(9日・鹿児島)
レギュラーに対する強い気持ちが垣間見えたシーンだった。ソフトバンクは9日、西武戦(平和リース)に3-1で勝利した。「5番・二塁」で出場した牧原大成内野手は死球を受けて途中交代となったが、自らの足で歩いてバスに乗り込んだ。「大丈夫です」と力強く言い切っていた。
先制の絶好機で回ってきた。4回1死一、三塁で打席に立つと、マウンドには左腕エンスだ。3球目、143キロのツーシームが背中を直撃した。スタンドからはどよめきが起きたが、プレーは続行。5回にも1死一、二塁で打順が回ってきたが、ベンチは代打にフレディ・ガルビス内野手を送った。この采配に牧原大は「なんとか打ちたかったので、正直イラッとした」という。
(竹村岳 / Gaku Takemura)