ソフトバンクは2日、本拠地PayPayドームでロッテ戦に臨む。試合前に取材に応じた藤本博史監督は2試合ノーヒットが続く正木智也外野手の状態に言及し、柳田悠岐外野手がレギュラーになるまでの過程に姿を重ねていた。指揮官のコメント全文は以下の通り。
――本日の起用は。
「今日も出ていますよ」
――日曜日で中継ぎも使いやすい。
「はい。全員使えるので」
――東浜選手への期待は。
「昨日、おとといと若い選手が頑張ってくれたので、頑張ってくれるでしょう。ブルペンでもよくなってきているので。今日は期待しています」
――相手先発は美馬選手。
「ちょっとややこしい投手やね。いろんな球種を投げるから。ゾーンを上げていけば繋がってくるんじゃないですか」
――6番にはチャンスメークを期待している。
「1番から5番までいいですからね。打点が稼ぎやすいところだと思います」
――オープン戦では打線が苦しんだが、シーズンで繋がり始めた。
「オープン戦はWBCのメンバーもいないし、近藤が2番に入ったのは大きいんじゃないですか。2番と4番(の栗原)がね。近藤はWBCから状態いいけど、4番が状態がいいので。柳田がその間に入ったら、案外、上がってくるんじゃないですか」
――DHは日替わりになりそう。
「今、正木が出ているからね。正木をDHでは使いたくないから。若いうちから。柳田もDHばっかりだったらキレが悪くなるから守らせないといけない。今日は柳田がDHですけど、その辺は考えながらやっていきたいと思います。栗原も膝のことがあるし、近藤の疲れとか中村晃の疲れも見て、DHを決めていきたいです」
――連勝発進したが、気になるところは。
「気になるところは正木くんですね。正木くんが自分のバッティングができていないところですね。もっと自信を持って打席に入ってくれたらいいんじゃないかなと思います」
――打席で迷っている。
「開幕は緊張しているのかなって思ったけどね、そのままズルズルいかれても困るので。最初はみんなそういう感じだと思う。柳田も1軍で秋山さんがレギュラーで使うって言った時、(自分は)打撃コーチだったけど、9試合目で(スタメンから)外されましたから。どこかでまたチャンスがあるわけですから。上林もそうでしょう。最初に50打席もらって、あいつは最初から打ったからそのまま1年間いけたけど。どこかで壁を乗り越えないとなかなかレギュラーは掴めない」
――1日に体調不良を訴えていたガルビス選手は。
「大丈夫でしょう。今日はベンチ入りますよ」
――今宮選手もまだ安打が出ていない。
「四球を選べているしね。美馬からは今宮が一番打っているのかな。今日は7番に1つ上げてね、なんとか頑張ってもらいたいですね」
――打席の状態は。
「別に普通じゃないですか。1年間長いので、どこかでヒットが出たらぽんぽんとまとめて打つタイプですからね」
――2試合連続無失点中と投手陣が頑張っている。
「今日も東浜くんが頑張ってくれます」