14安打7得点で開幕2連勝「2番近藤が大きい」 藤本監督の試合後コメント全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

点差がありながらも8回は継投策「ロッテ打線に火をつけないように」

 ソフトバンクは1日、本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に7-0で快勝し、開幕2連勝を飾った。初先発となった藤井皓哉投手は7回を投げて2安打無失点と好投。打線も栗原陵矢外野手が2試合連続本塁打を放つなど14安打と繋がった。試合後の藤本博史監督のコメント全文は以下の通り。

(テレビ代表インタビュー)
――開幕2連勝の気持ちは。
「ありがとうございます。嬉しいです」

――先発の藤井投手は素晴らしかった。
「昨日の大関のピッチングが刺激になっているんじゃないかなと思います。初回から気合いが入ってたし、球も強い球がいっていたんで、本当に最高のピッチングをしてくれました」

――栗原選手が2試合連発。
「あのホームランで打線が勢いづいたっていうか、それから繋がりがすごい出てきたんでね、やっぱりホームランっていうのはすごい魅力ですね」

――柳田選手、中村晃選手と打線に繋がりが。
「近藤のヒットから得点になるというケースが多いんで、やっぱり2番近藤というのが大きいのかなと思います」

――明日勝てば3連勝。
「もう1試合1試合、全力で頑張るだけなんで、3連勝とか言わずに、明日の1試合を取りに行くっていう気持ちで戦いたいと思います」

(ペン記者囲み)
――藤井投手は7回までしっかり投げてくれた。
「今日の藤井も100球が目標ということでやって、100球以内で7回までいってくれたのですごい大きかったと思います」

――インコースを使っている。
「去年の後半から甲斐がインコースを使うようになっているんで、その辺で幅広いリードをしてくれているんじゃないかなと思います」

――若い2人がいいピッチングを。
「開幕から1戦目、2戦目でこういうピッチングをしてくれたら、後に続くピッチャーは気合いが入るんじゃないですか」

――千賀投手が抜けたシーズンという意味でも。
「Tシャツもあったけど『俺が主役』っていう、ピッチャー全員主役っていう気持ちでやってくれたらいいんじゃないかなと思います」

――最後は大津投手が初登板。
「オープン戦の後半、いいピッチングしていたんで、どっかでまず先に投げさせたいなっていうのがあったんですけど、いい機会を作ってくれましたね、今日はね」

――嘉弥真投手、又吉投手も早く投げさせておきたかった。
「左のところ、おそらく代打が来るって分かっていた。嘉弥真の場合は右もある程度いけると思っていたんですけど、今日はちょっとポテンヒットとフォアボールというところで。1番からは又吉で行こうというのは決めていたんで、あそこで9番のところで岡が来たんで、もうすかさず代えました。そこで、ロッテの打線もちょっと、ウチのピッチャーが頑張ってくれているんで、何とか火をつけないように、しっかり0点で抑えてくれたのが大きかったんじゃないかなと思います」

――中村晃選手は振れている。
「みんな、開幕してから何とか繋ごう繋ごうという気持ちが出てきているんじゃないかなと思います。繋がっているなという感じはします。それも栗原のホームランのあとからですけどね。もうちょっと欲を言えば、2回でもう1点ぐらいは取りたかったですね」

――種市投手に対して球数を投げさせた。
「今日はゾーンを上げて、入ってくる球をセンターにという形で入ってたんですけど、種市投手も良かったし、田村くんのリードも冴えているのか、高目は吹き上がり系で、ベルトゾーンからは落ちてくるフォーク、左にはね。そういうのになかなか手こずっていたかなという感じはします。その中で球数を投げさせられたっていうのが大きかったんじゃないかなと思います」

――2番、3番、4番がいい形。
「いい形になっていますね。これ続けてもらいたいですね」

――柳田選手にも1本ヒットが出た。
「昨日からフォアボールとか、今日みたいな形で繋いでいてくれてたら、栗原がいま状態いいんで、柳田にもそのうち大きいのは出てくると思うし、今はこういう形でいいんじゃないかなと思います」

――甲斐選手にも2日続けてヒット。
「バッティングフォームをまだ変えていないからですね、あの状態で1年間やってもらいたいと思います」

――牧原大選手が5番で機能。
「周東が1番に入った場合は当然、5番、6番っていうところになると思うし、これは正木が打ち出したらまた変わってくると思う。まだちょっと緊張してるのかな」

――栗原選手の四球も大きい。
「繋ごう繋ごうというかね、ランナーがいるところでは返すバッティング、ランナーを溜めなくちゃいけないところでは溜める、そういうバッティングっていうのはできているんじゃないかなと思います」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)