ソフトバンクは24日、本拠地・PayPayドームで行われた広島とのオープン戦に6-1で勝利した。両チーム無得点だった5回にコートニー・ホーキンス外野手、海野隆司捕手、正木智也外野手の適時打などで一挙に5得点。正木は7回にもソロ本塁打を放ち、アピールに成功した。投げては先発の大関友久投手が5回無安打無失点と好投。初の開幕投手に向けて万全の仕上がりを見せた。試合後の藤本博史監督のコメント全文は以下の通り。
――試合前には大瀬良投手への対応も語っていた。
「3回だから。一回りしか投げてないんでね。(中村)晃もインコースの難しい球をしっかり捉えられてるし、その後はガルビスがライト前。2本しかヒットは出ていないけど、3イニングで大瀬良をどうのこうのっていうのはわかんないですね」
――正木選手は右投手からも打った。
「昨日の特打が効いたんかな。いい感じで打てているよね、最初のタイムリーもね。ああいうバッティングしたら、右左に関係なく使えるんじゃないかなと思います。まあ明日、明後日、どういうバッティングしてくれるかっていうところですね。ポジション的に競争の激しいところなんで、晃も良いヒット打ってるし、その辺がどういうふうになるかというところですね、明日、明後日で」
――外国人打者たちにもヒットが出た。
「3人の中ではやっぱり、今、三森の状態悪いということでセカンドにガルビスは当然あると思うし、アストゥディーヨは何でもできる。三振しないバッター、今日もエンドラン、1本ファーストゴロを打ったけど、あんまりサイン分からないままで違うかなと思っていったみたいな感じだったけど、当てることはできるんでね。何でも日本人みたいな形で、日本人のそういう小技できるバッターという形でサイン出していけるのかな、1点欲しいときのエンドランでも使えるのかなって。最初のセンター前ヒットも、本人は右方向を狙っていったセンター前ヒットなんで。サインは出してないですよ、本人が何とか進めようという気持ちで入ったと言っていたんで、そういうことができるんだったら使いやすいかなとは思いますよね」
――外国人打者3人とも1軍に残す可能性もある。
「ないわけじゃないですよね。明日、明後日の試合でちょっと競争してるところを多めに使って行かなくちゃ、ちょっとこれは分からないんでね」
――上林選手は。
「膝が何か違和感があるというんで、すぐ外しました。状態は分からないですね。アキレス腱やった方の膝からどうなのかなと思ってですね」
――2番手で投げた田浦投手は。
「良かったですね。これはもう2軍の方からの推薦で今日来てるんですけど、ああいうピッチングをしてくれたら使えるんじゃないかなと思います」
――左の中継ぎが嘉弥真投手しかいない。
「嘉弥真が疲れたときのところっていうのはね。2枚入れるっていうことはなかなか難しいかもわからないけど、嘉弥真が疲れたら代わりにっていう形ではいけるかもわかりませんよね」
――右打者の競争が焦点に。
「最後、右打者の競争というか、正木が全く今まで右を打てていなかったのに、右から2本ヒットを打ったからね。今日1試合でどうのこうのって決められないですよね。今までのデータも当然あるし、明日は左ですけど、そこから右に代わったときに、右ピッチャーをどういうふうに打つかとかそういうのを見極めたいと思います」