ホーキンス不調で開幕4番「いない」 藤本監督から名前の挙がった選手は? 全コメント

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

DeNAとのオープン戦…先発は藤井皓哉投手

 ソフトバンクは18日、DeNAとのオープン戦(PayPayドーム)を迎えた。試合前に藤本博史監督が取材に応じた。一問一答は以下の通り。

――先発は藤井皓哉投手。
「球数じゃないですか。長いイニングを投げてもらわないといけないので。前回は中継ぎの感じでいくと言って、コース、コースといって球数が多くなっているし。今日はその辺でどれくらい、今日は100球いくでしょうから。100球で何イニング投げられるか。球自体は心配していないですので。そんなには打たれないでしょう、おそらく」

――体調不良のあった今宮選手が練習に復帰した。
「ベンチには入れないです。日本ハム戦からですね」

――そこまで影響はなさそう。
「熱も引いたからですね。明日ひょっとしたら、入るかもわからないけど頭からは使わないです」

――川原田選手が17日から合流しているが、それまでを埋めてもらう。
「そうですね、はい。川原田もいいチャンスだしね、なかなか出るところがないですけど。出た時に思い切ってやってほしいですね」

――開幕ローテーションが決まった大関、藤井、東浜、石川、和田には通達したのか。
「していないです。5人っていうか、10人で1年間回るわけですから。開幕の6連戦の6番手までと考えてもらったらいいんじゃないですか。ローテーションの6人というよりも、ある程度のメンバーで回ると思いますよ。1年間をね」

――10人ですか。
「武田もいるし、高橋礼もいるし、有原もガンケルも、板東も。何人だ? 10人で1年間を先発で回れたらいいなということですよ。1年間ずっと投げられるわけではないじゃないですか。怪我もあるし、飛ばすこともあるじゃないですか。それを考えたら10人で回って、その中に田上とかが入ってくればいいんじゃないかと思っています」

――ホーキンス選手に当たりが出ていないが、栗原選手の開幕4番もあり得る。
「ホーキンスが打てなかったら4番を打つ打者はいないですよね。柳田もあるし、栗原もあるし、いろんなバリエーションがあるんじゃないですか」

――打順のシミュレーションをする。
「そうなってくるでしょうね。今のホーキンスだとちょっとしんどいですよね」

――いろんな投手とオープン戦の間に経験してほしい。
「もうここまできたらいろんな投手というか、ある程度、日本の投手がどんな球を投げるのかわかってきているでしょうから。これからは先発ローテーションの投手が投げてくるでしょうから。そういう投手に対応できなかったら、しんどいってことですね。どしっとやってくれたらいいんですけどね」

――我慢も必要。
「我慢も限界がありますよね。外国人が3人いる中で、アストゥディーヨが昨日(ウエスタン・中日戦)ホームランを打ったから上げるんじゃなくて、その前もヒットを打っているし、打席数を2軍で増やしにいって、結果を出してくれたらこっちに呼ぶ。ホームランを打ったから上げるんじゃないですからね。ホームラン1本でこっちに呼ぶとか、そういう意味じゃないですからね。昨日も2本、タイムリーも1本出て、その前もツーベースを打っていますから。そういうのを踏まえて呼ぶって言っているわけだから」

――三森選手は足も魅力なんですか。
「打てなくても四球を選ぶとか、そういうのができたら足も使えるわけですから。ランナーに出たらいろんなことができるわけですから。足が使えなかったら何もできないですよね。外国人の選手も、アストゥディーヨがきたとしても、ガルビスでも、これからエンドランとかそういうのをやっていってもらわないと。打線にならないですからね」

「長打、長打、長打で点が取れるチームは最高ですけど、そんなチームってあまりないでしょう。昔の松中や小久保やって時の打線じゃないですから。そういう打線も考えていかないと。チームバッティングをやっていかないと点にならない」

――増田選手のチームバッティングが理想。
「いいバッティングですね。あいつはなんとか必死に、がむしゃらに、食らいついていく姿勢が見えますよね。株は上がりましたね。上昇中です」

(竹村岳 / Gaku Takemura)