ソフトバンクは15日、巨人とのオープン戦（PayPayドーム）で1-2で敗れた。先発した和田毅投手は4回1失点。打線では栗原陵矢外野手が1回2死、右翼席へソロ本塁打を放った。試合後、藤本博史監督が取材に応じた。一問一答は以下の通り。
――内定か。
「いやいや、まだ。投手コーチもいるんだから」
――監督の中ではいかがですか。
「今日のピッチングだったら大丈夫じゃないですかね」
――板東湧梧投手は3回無失点。
「よかったですね、前回より。ちょっと球が高かったけど、半速球が高いところがあったけど、しっかり0点で抑えている。よかったと思いますよ」
（指揮官自ら）
「打つ方ですね！ アピールのし方がうまくないですね。せっかくいいチャンスで回ってきたところで、1死一、三塁とかで点が取れないというのは。あそこでなんとかしてもらいたいところだけどね。なんとかしたら、いいアピールになるんだけど。なかなか自分のスイングだけを考えてやっているようじゃ、やっぱり厳しいというところですね」
――結果を欲しがっているのか。
「どうなんですかね。リチャードは直近の9打席で6三振ですからね。これじゃ勝負にならないですよね。考えます」
――柳田悠岐外野手が2安打、栗原陵矢外野手もソロアーチ。
「その辺はね、実績のある打者はそこそこ、柳田も上がってきていると思うし、栗原はずっと状態がいいし。中村晃も内容はすごくいいので、上林もね。最後はアウトになりましたけど（7回無死二塁で）ヒットにもなっているし。実績のある打者は上がってきたと思います」
――フレディ・ガルビス内野手も状態がいい。
「状態いいですよ。最後の当たり（9回1死二塁で右飛）でも、前進守備で。パ・リーグはもっと前に来るから抜けると思ったけど、ガルビスも今年は戦力になりそうですね」
――二塁で競争してもらう。
「そうですね。サードは栗原が入るし、これだけ打っていたら間違いなく入るでしょう。セカンドの三森と競争というところですね」
――栗原は5番を打たせたい。
「間に1人、入れたいんですけどね。ホーキンスがね……。もうちょっと4番にふさわしい打撃をしてくれたらいいんですけどね。なかなかね。今日は全く合っていなかったもんね」
――谷川原健太捕手のリードは。
「7回までね。（打撃面で7回無死一、三塁で）ショートゴロを打ってから、パスボールをするわ、打たれてはいけないホームランを打たれるわ、でも無難にやっていましたよ」
――和田はリズムがよかった。
「よかったですよ」
――投手陣が無四球だった。
「はい、よかったですね。投手は2点に抑えているわけですから。打つ方ですよね。奮起しないと」
――絞り込む時期が近づいてきたが。
「明日1試合ですから。今日も入れ替えしますよ……。教えません。2人くらい入れ替えします。残り試合少ないので、チャンスは明日までだと思うし。（17日からの）DeNA戦からは柳田も（中村）晃とかも打席数が増えていくと思うので。若い選手、当落線上にいる選手は1打席があるかないかになってくると思うので」
