ソフトバンクは15日、巨人とのオープン戦(PayPayドーム)を戦う。チームは2試合連続で無得点と打線が苦しんでいる。試合前に藤本博史監督が取材に応じた。一問一答は以下の通り。
――板東湧梧投手は8日のヤクルトとのオープン戦で打球が右手に当たって途中降板したが問題はない。
「はい、問題ないですね」
――16日は有原航平投手、ジョー・ガンケル投手もテスト。
「テストじゃないです。競争です」
――最後の1枠を争ってもらう。
「前回と違った投球をしてくれると見ているので」
――打つ方が2試合連続で無得点。
「オープン戦で最初から最後まで出るわけではないので。2打席、3打席でみんな代わっているので。DeNA戦からは本番モードで打席数を増やして。当落線上の人たちは打席数が少なくなっていくということですね。今日、明日はいいところをアピールしてもらえたら」
――増田珠内野手が1軍に合流。
「今日1番で出ますよ」
――状態がいい。
「もともと悪いから2軍にいったわけじゃないから。野村大樹と、打席数を増やすために送っているので。昨日は打っていないですけど、状態はいいと聞いているので。いいときにあげて、こっちでどれだけできるのかを見せてもらおうかなと」
――ファームでは一塁も守っている。
「一塁は考えていないです」
――春季教育リーグの阪神戦(タマスタ筑後)では森唯斗投手が3回無失点。
「いいピッチングしていましたね。前回よりも安定していましたね。でもまだリハビリからの参加なので、まだこっちに呼ぶのは、リハビリから呼ぶのはなかなか考えられない」
――同じく大津亮介投手は3回3失点。
「今日悪いですね。芯で捉えられていますね。あまり良くなかったです」
――14日の同戦に5回無失点と好投した高橋礼投手に関しては、中継ぎの可能性も話していたが。
「だから先発候補が多いからね。6人に絞られたら、いいのに漏れたけど、どうしようか、と。2軍で調整させるのか、中継ぎができるなら中継ぎに入れてもいいんじゃないのかなとか。そういうのは投手コーチと話しています。まだ先発候補の1人です。順位でいったら、6番目の候補じゃないですか」
――中継ぎの競争も絞り込んでいかないといけない。
「それは投手コーチとも話し合って。有原、ガンケルもそうだし。武田も前回いい投球をしているので。5番手、6番手のところで誰が入るのか、まだ競争ですね」
――育成の川村友斗外野手はいつまで1軍に。
「最後まで引っ張ります。外野のポジジョンは強力なメンバーがいるので、なかなか難しいかもわからないけど。今はいいアピールをしているので、打席数は少ないけどできるところを見せてくれたら支配下のチャンスもあると思うし、できるだけ引っ張ろうと思っています」
――和田の魅力は立ち上がりの良さ。
「今年は球数を多くするのを目標にして自主トレからやってきたと聞いているので、どこまで投げられるか。今日はそこまで投げないと思いますけど。60球から80球だと思いますけど。そこは実績がある投手がゲームを作ってくれるということですね」
――板東の方が注目。
「板東も球は強いのにね。ボールが高いかなというところがあるので、その辺を修正できたら。こっちは考え込まないといけない」