ソフトバンクは26日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で野球日本代表「侍ジャパン」と「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎」の第2戦を戦い、2-4で敗れた。先発の藤井皓哉投手は3回を投げて4安打無失点。正木智也外野手が山本由伸投手（オリックス）から左翼線への二塁打を放つなど、2安打3出塁と結果を残してアピールした。試合後の藤本博史監督のコメント全文は以下の通り。
――ガルビスも初球から。
「いいバッティングしてくれましたよね」
――正木選手のポジションは。
「センターはまずないね。ファースト、レフト、ライトっていうところ。そこでポジション取ってくれたらいいんじゃないかと思います」
――キャンプ中盤に少しバテた。
「ずっとこの状態でいるわけじゃないからね。波があってキャンプ終盤落ちて、また上がってきているんじゃないかな。またどこかで落とさないと、落ちるだろうから、どこかでね」
――最後に悪送球。
「あれがなかったら100点満点だけどね。高い球はね。低い球なら1点で抑えられたところもあるし、その辺はこれから勉強すればいいところだし」
――右のエース格から打った。
「去年もデータ見ても正木は右左関係ないですよね。野村勇の方は逆に左が苦手になっているような、入ってくる球がね。正木の場合は去年のデータ見ても右も左も、去年は左が多かったけど、関係ないっていうところですね」
――近藤選手が凄いですね。
「近藤と周東、ウチのチームの選手が目立ったね。いいじゃない、目立って、周東も最終回にヒット打って2球目に走れるっていうね。あれが素晴らしいですね」
――チームに帰ってきても頼もしい。
「同点の場面、1点ビハインドの場面で勝負をかけられるというのは大きいと思いますよ」
――近藤選手は全6打席で出塁。
「ホークスが目立ってますね。いいことです」
――失策が3つ。
「送球のエラーはね。三森のヤツも嶺井の送球が真っスラしたって。真っスラしてもグラブに当てたなら、あそこで軽率なプレーはダメだっていうことですよね。捕ったらランナーは還らないんだから、そういうところですね。送球というか、キャッチボールの練習やね、これから。基本に戻らないといけないってことですよ」
――先発の藤井投手は。
「投げる方も打つ方も相手は代表選手だからね。各チームの真ん中打ってるバッターがズラッと並んでいるんだから、そこでランナー出しながらもしっかり要所を抑えたのは自信にしていいんじゃないですか」
――大津投手も無失点。
「緊張感あったと思うけど、真っ直ぐも148キロ出ていたし、あと緩急、変化球のところかな。今日はコントロールできなかったかなって。まだ1年目ですからね、大したもんだと思いますよ」
――今日は1イニング。中継ぎで考えている？
「今、先発の方がちょっと多いんでね。9人ぐらいいるんで、大津の場合は適材適所ってところで考えてどこかで使います」
――野村勇選手は？
「坐骨神経痛って聞いているけどね。帰しました。おっても何もできなかったらね。帰って病院に行くって言っていたので」
――代表相手にいい経験に。
「今日は8回までいい戦いできたんじゃないかと思います。そう簡単には打てないから、少ないチャンスでガルビスが打って点になったり良かったんじゃないかと思います」
――四球を減らす意識は見えた。
「いつも（斉藤）和巳が言うように無駄なフォアボールを無くそうというところだからね。フォアボールゼロには絶対にできないと思うんで。例えば今日は代表相手で、普通なら牧とか歩かせるところだけど、今日は勝負しないと意味ないと思うんで勝負しましたけど、考えたら無駄なフォアボールは今日は少なかったかなと思います。勝負に行ったフォアボールだったと思います」
――侍ジャパンはどう見えましたか。
「侍もまだみんな集まって、昨日と今日が初めての試合だったしね。見ていたらバッターの振りはすごいですよ。よくウチのピッチャーは抑えてくれました、2点でね。あと2点は別で取られたけどね」
――山本投手の対策は見えましたか。
「全然見えないです。いいピッチャーです。気持ちで行くしかないですよね」
