初日から監督室を電撃訪問 リチャードは「目つき変わった」 指揮官が明かす“会話”
藤本博史監督が評価した姿勢「目の色が変わってきていた」
言葉ではなく、もう姿勢と結果で示していかないといけない。6年目を迎えたリチャード内野手の目の色が変わっている。連日、立候補制であるアーリーワークにも参加するなど、全てを吹っ切るかのように練習に没頭している。
キャンプ初日、リチャードは自ら藤本博史監督の部屋を訪ねた。「どういうふうに過ごしていけばいいですか」。いてもたってもいられずに、とにかく自分が進むべき道が知りたかった。指揮官の思いを知った上で、キャンプに飛び込みたかった。内容には「企業秘密です!」と明かさなかったが、指揮官が経緯について代弁した。
「本人が、練習に対しての姿勢とかね。コーチを捕まえてでもやるとかね。そういうところが大事になってくるんじゃないか。去年はどちらかというとサードのポジションを空けて、頑張れという感じだったけど。今年は空いていないよ、と。自分で掴み取らないと、去年と同じになっちゃうよということをね。20分くらいかな」
(竹村岳 / Gaku Takemura)