「栗原さんより打たないと」野村大樹が“挑戦状” 鷹の正三塁手は誰の手に?
自主トレを公開し三塁専念を宣言「サードで出たいと思っています」
“大本命”に向かって、次々と若手が挑戦状を叩きつけている。安泰な選手など1人もいないはずだ。ソフトバンクの野村大樹内野手は今季のポジションについて「サードで出たいと思っています」と宣言。16日に宮崎市内で自主トレを公開し、熱い心境を明かした。
すでに栗原陵矢外野手が三塁専念を明かし、15日に自主トレを公開した周東佑京内野手も三塁に重点を置いて練習している。さらに“ロマン砲”のリチャード内野手や、米大リーグで実績十分のフレディ・ガルビス内野手らも控えており、藤本監督も頭を悩ませるポジションの1つだ。実績から考えれば栗原が一歩リードな気がするが、野村大も「栗原さんより打たないといけないですし。そういう部分でももっともっと底上げは必要なので。まだまだ1月にやることはいっぱいあります」。誰よりもバットで結果を出さないといけないことはしっかりと理解していた。
野村大は昨年31試合に出場。打撃面では打率.229、8打点ときっかけをつかんだが「守備は全体的に上げないといけない」と課題はわかっている。一塁の他にファームなら二塁の経験もある野村大だが、三塁に専念することで持ち味の打撃も生きてくるはずだ。「3割は乗せないといけない。3割、出塁率4割くらいを目指していけたら」と具体的に数字も挙げた。
(鷹フル編集部)