2軍で29本塁打もなぜ1軍で打てない? リチャードが語った打席での“心理”の差
リチャードが抱えるジレンマ「2軍と変えずにいきたいと思うんですけど…」
ソフトバンクのリチャード内野手が今季の苦悩を告白した。ウエスタン・リーグではリーグ新記録となる29本塁打を放ちながら、1軍では打率.159、3本塁打と大苦戦し、5度のファーム降格も味わった。今季から160万円ダウンとなる1000万円(金額は推定)で契約を更改した25日の契約更改後、1軍で結果を残せなかった原因について思いを吐露した。
「(2軍は)楽しいというか、次何投げてくるんだろうな、前はコイツからこう打ったからここに来るだろうなとか、エンジョイできていたのはあります。(1軍では)なかなかできないと思います。勝たないといけないので」
リチャードが強調したのは重圧の違い、そして常に結果を出さなければいけない自身の焦りだった。今季は開幕1軍をつかんだものの、23試合出場で3本塁打5打点に終わった。2軍では結果を残し、何度も1軍のチャンスを掴んでも、その度に結果ばかりを追い求めて、冷静にプレーできなかった。
(鷹フル編集部)