「ひと言じゃ済まないですよ」 又吉克樹が明かした“熱すぎる”ファンへの思いと感謝
移籍1年目の今季は途中離脱もあり、31試合の登板に終わる
ソフトバンクの又吉克樹投手が15日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸1億5000万円(金額は推定)で契約を更改した。FAで中日から加入し、今季は4年契約の1年目。怪我での途中離脱を経験した右腕は、交渉後の会見でホークスファンへの熱い思いを口にした。
契約交渉を終えて会見に臨んだ又吉は、右足甲の骨折で31試合登板に終わったことを悔やむとともに、支えてくれたホークスファンに対して心からの感謝の言葉を並べた。会見の最後、インタビュアーから「ファンにひと言」と向けられると「ひと言じゃ済まないですよ。1時間くらい喋れます」と切り出して続けた。
「(ソフトバンクに)来てすぐから、写真1枚、動画1つですごく喜んでもらって、抑えた時にもすごくコメントをいただき、打たれた時は『また明日がありますよ』と言ってもらえた。怪我した時にはものすごい数のDMをもらって『大丈夫ですか』『焦らずに治してください、でも待っています』と。あのコメントだけで頑張れた部分がある」
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)