なぜ柳町達は“中村晃塾”卒業を決意? 明かした自主トレ独り立ちを決めた理由
「1から考えてやるっていうのが今後に生きるかなと思った」
ソフトバンクの柳町達外野手が15日、本拠地PayPayドームで契約更改交渉に臨み、今季の800万円から2100万円の大幅増となる年俸2900万円(金額は推定)で契約を更改した。来季に向けてオフの自主トレは“晃塾”から卒業し、単独で行うことを明らかにした。
今季は開幕1軍こそ逃したものの、栗原の怪我もあって1軍に昇格。自己最多の107試合に出場して打率.277、出塁率.357の好成績で、栗原の穴を埋める活躍を見せた。飛躍の1年を終え、レギュラー獲りを狙う来季に向けて柳町がひとつの決断を下した。
それが中村晃外野手と共に行っていた合同自主トレからの“卒業”だった。交渉後の会見で「オフの自主トレは筑後でやります」と宣言。「自分の好奇心、1人でやってみたい、と。自分のためになるものはなんだろうとやるのも重要かな、と」と、思いを明かした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)