藤井皓哉、入団時から年俸9倍超 広島戦力外から2年で5000万円更改「想像超えていた」
球団歴代最高666%アップ、ソフトバンク育成入団時の年俸550万円から9倍超
ソフトバンクの藤井皓哉投手が13日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、650万円から大幅アップとなる年俸5000万円で契約を更改した。669%アップは、球団では2017年の石川柊太投手の500%増(500万円→3000万円)を超える歴代最高アップ率となった。(金額は推定)
育成で入団した際に550万円だった年俸は1年で9倍超に跳ね上がった。藤井は「良い評価をしていただいたので、見合った成績を出せるようにしたい。僕らも想像していなかったことなので、よくやってくれたと言ってもらいました」と表情を緩めた。大幅アップについては「数を数えました。想像を超えていましたね」と喜んだ。
2014年のドラフト4位で広島に入団。4年目の2018年に8試合に登板したものの、2020年オフに戦力外となった。2021年シーズンは四国ILの高知でプレー。ソフトバンクの3軍戦でノーヒットノーランを達成するなど、11勝、防御率1.12、180奪三振の好成績をあげて、今季、育成選手としてソフトバンクに加入した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)