昨年から希望していた背番号変更 三森大貴が1桁ではなく「13」を選んだ理由

新たな背番号が発表されたソフトバンク・三森大貴(左)と牧原大成【写真:藤浦一都】
新たな背番号が発表されたソフトバンク・三森大貴(左)と牧原大成【写真:藤浦一都】

「13を着けているときが一番楽しい時代。すごく野球を楽しめていた時期」

 ソフトバンクの三森大貴内野手が来季から背番号「13」を背負うことが27日、発表された。この日行われたファンフェスティバル「いざゆけ!ペイペイドーム学園 鷹奉祭」の中で、牧原大成内野手の背番号変更とともにお披露目された。

 今季まで「13」を背負っていた中谷将大外野手の戦力外通告に伴い、空き番号となり、三森が着けることに決まった。「去年の契約更改の時に、13がそのうちに空いたら、着けさせていただきたいですという話をさせてもらった」と、以前から変更希望を球団に伝えていたことを明かした。

 球団からは1桁番号の提案もあったというが、三森が13を希望したという。「僕が小学校3年生の時に背負ったというか、3つ上のお兄ちゃんがいるので、そこで一緒にやるときに初めてもらった背番号。思い入れがあったので。1桁よりも13が自分の中ではいいかなと思っていた。13を着けているときが一番楽しい時代。すごく野球を楽しめていた時期ですかね」と語り、幼少期から思い入れがある番号だった。

「また、新たにやるだけと思いますし、特に変わることはないですけど。野球に対しては結果を求めてやるだけと思います。小さいころから見てくれていた人もいますし。そういう姿をプロの世界でも見せられるのはすごくうれしいことなので。頑張りたいと思います」と心機一転、気持ちを昂らせる。来季に向けて「もちろん今年よりいい成績を残したいです。(打率)3割。そこはしっかり打てるように1年間、やりたいと思います」と心中を語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)