ソフトバンクへFA移籍の嶺井博希が入団会見 決断の理由は「野球人生を考えて挑戦したい」
「対戦していても、いいチームだと感じていた」
DeNAから海外FA権を行使し、ソフトバンクに移籍する嶺井博希捕手が23日、福岡市内のホテルで会見を行った。移籍を決めた理由として「対戦していても、いいチームだと感じていた。今後の野球人生を考えたときに、挑戦したいと思った」と語った。
2013年ドラフト3位でDeNAに入団した嶺井はプロ9年目の今季、自身最多の93試合に出場して打率.205、5本塁打、30打点。ソフトバンクは甲斐拓也捕手が125試合に先発出場と絶対的な存在だが、打率は.180にとどまった。嶺井は「学年は一つ下ですが、ソフトバンクで長くレギュラーを張って、侍ジャパンの一員でもあるので、学んでいきたい」と語りつつも「自分らしさをアピールして挑んでいきたい」と、正捕手争いへの意気込みを語った。
また嶺井にとっては沖縄尚学、亜大時代にバッテリーを組んだ1学年上の東浜巨投手も在籍している。移籍を報告した際には「いいチームだよ、と言ってもらった。自分が大学3年以来。対戦もある中で、もし組めるなら光栄ですし、新しい自分を見せてやっていきたい」と、バッテリー再結成を熱望していた。
(鷹フル編集部)