「まだレギュラーとも思ってない」 栗原陵矢が語った左膝の状態と来季への決意
目下、練習中の三塁は「距離が近いですし、打球も速くなってくる。難しい」
ソフトバンクの栗原陵矢外野手が12日、宮崎秋季キャンプの全体練習に復帰した。左内転筋の張りのため、第2クールは別メニューで調整していたが、この日、再合流。チームメートと共にフリー打撃などを行い、明るい表情を見せていた。
開幕直後に左膝前十字靭帯の断裂などの大怪我を負い、リハビリを続けてきた栗原。まだ全快とは言えないものの、打撃練習、守備練習などが行えるようになったため、秋季練習の途中から1軍に合流した。まだ制限もあり、今宮健太内野手らと一部は別メニューで慎重に段階を上げていっている。
「全力プレーの中なので。そこに対しては(後悔とかは)何もなかった」と心中を語る。現在の左膝の状態について「7割、8割ですね。走塁はまだちょっと怖さはありますし、全力ではやれない」と明かす。来春のキャンプに万全で参加できるように、状態を見ながらの調整がしばらくは続く。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)