牧原大はセンター専念へ「一本でやりたい、と」 見えてきた鷹の来季ポジション構想
栗原は来季サード専念、レギュラー白紙とは言うものの…
ソフトバンクは5日、宮崎市の生目の杜運動公園で秋季キャンプ3日目を行った。藤本博史監督はこの日、牧原大成外野手が来季はセンターに専念することを明言。栗原陵矢外野手がサードにコンバートされることも決まっており、これによって来季のポジションの構想が見えてきた。
この秋季キャンプに志願して参加している牧原大はこの日、フリー打撃などでしっかりとバットを振り込んだ。練習後には自主的にキャンプに参加した理由を「普通に休みたくないなって思っただけ」と明かし「1週間休んだんで大丈夫です。今年は今年で終わっているんで来年に向けてです」と語った。
今季は二塁手、三塁手、遊撃手、中堅手と複数のポジションを守った。どのポジションもハイレベルにこなす究極のユーティリティとして活躍したものの、藤本監督はこの日「本人はもうセンター1本でやりたいというから、センターで競争してくれたらいいんじゃないですか」と明言。「レギュラー白紙って言っているから、そこはしっかり春のキャンプでアピールしてくれたら。それだけの今年の実績はあるわけやから」と、中堅手でのレギュラー獲りを牧原大に課した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)