「世界一のショートになって」ドラフト1位指名のイヒネに球団がかける大きな期待
ドラフトから一夜明けて永井本部長らが誉高に指名挨拶に訪れる
ソフトバンクは21日、20日の「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」で1位指名した愛知・誉高のイヒネ・イツア内野手に指名挨拶を行った。イヒネは同校を訪れた永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長と福山龍太郎アマスカウトチーフ、山本省吾アマスカウトチーフ補佐から「世界一のショートになってほしい」と期待を伝えられた。
事前に公表していた通り、素材型の大型ショートストップに入札し、単独指名に成功したソフトバンク。一夜明けて、永井本部長らが誉高を訪れた。挨拶を受けイヒネは「本当に1位が決まったんだなと実感しました。無茶苦茶嬉しいですね」と笑顔を浮かべていた。
高校入学時は66キロほどだった体重は3年間の“食トレ”で82キロまで増量。肉体は逞しくなり、そして、ショートに転向してわずか1年ほどでドラフト1位指名されるまでに成長した。球団は当初はしっかりと身体作りからはじめ、数年かけてじっくりと育てていく方針。まだまだその潜在能力は底知れず、スケールの大きな選手に成長していくことを期待されている。
(鷹フル編集部)